子ども用サプリメントのデメリット
子ども用のサプリメントにもデメリットはあるのでしょうか?「何となくよさそう」と購入を決める前に、そのサプリメントが本当に必要なのか、副作用がないのかなどをしっかりと考え、なるべく不安を取り除いておきましょう。
本当に栄養が足りていないのか?
そもそも、本当に食事からの栄養は足りていないのでしょうか?厚生労働省が毎年まとめている「国民健康・栄養調査」を見ると、子どもの分類が「1~6歳」「7~14歳」と大まかにしか分けられていません。このデータに基づいて「足りない」としているならば、子どもの年齢を考慮する必要があります。また、小食で食事量自体が少ない場合は、おやつで補てんする等の工夫もできます。
過剰摂取をすると、逆に体調が悪くなる
子ども用のサプリメントは口に入れやすいようにお菓子の様に工夫されている商品が多いといえます。そのため、1日の用量を守らずにおやつ代わりに与えていては過剰摂取になり、体調不良の原因となってしまうこともあるでしょう。しっかりと用法用量を守っていた場合でも、やはり体に合わないなどの理由で不調が出る場合もありえます。サプリメントを飲んでいるから安心なのではなく、サプリメントを飲んで子どもの体にどんな変化があったのかをしっかりと観察することが大切です。
まずは、食生活の改善をしましょう
栄養が足りているのか足りていないのか分からないからサプリメントに頼るのではなく、食生活を見直してみることも大切です。油や塩、砂糖ばかりとっているなど、炭酸やスナック菓子ばかりの食生活をしているのであれば改善の余地があります。毎日は無理でも、和食を食べる日を作ったり、市販のお菓子ではなく手づくりのおやつの日を決めたりするだけで、子どもの栄養状態はかなり改善するのではないでしょうか。
おわりに
子ども用のサプリメントにはもちろんよい面もたくさんあります。しかし、まずは生活や食生活を見直す、医療機関に相談することなどが大切です。どうしても足りない要素があった場合は、しっかりと調べたうえでサプリメントを使用しましょう。インターネットや広告の情報に踊らされないことが大切です。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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