子どものうちから学ばせたい 和食・洋食それぞれのテーブルマナー

お茶碗とお箸
最近では、外食をする機会が増えテーブルマナーが重要視されてきています。洋食の場合、結婚披露宴やパーティーなどではフォークとナイフがうまく使えることが前提です。和食でもお箸に関するマナーはたくさんあります。子どもさんが知らないで恥をかくことは親御さんの責任です。ですから、小さいうちからしっかりと教える必要があります。ここでは、和食・洋食それぞれのテーブルマナーについて解説していきます。

和食の場合のテーブルマナーの基本とは?

和食のマナー
昔に比べて食べ物の欧米化が進み、お箸よりもスプーンやフォークなどを使う機会が増えてきているので、お箸をうまく使えるお子さんが減ってきています。恥ずかしいことに大人でさえうまく使えない人も見かけます。それでは、和食のテーブルマナーの基本であるお箸の使い方を中心に解説していきましょう。

和食のテーブルマナーの基本である、お箸の正しい持ち方

和食の場合はご存じの通り必ずお箸を使いますので、まずはお箸を正しく持つことが大切です。親指と薬指で下側の箸を支えて、親指と人さし指と中指の3本で上側の箸を動かして使います。4本の指を使ってきちんとお箸を動かすことができるか見てあげてください。うまく使えない場合は、お箸で豆をつかむ練習が最適です。決して焦らず、ゲーム感覚で取り入れると楽しくマスターできそうですね。

やってはいけないお箸の使い方とは?

お箸がうまく使えてもお箸の使い方にはルールがありますので必ず教えてあげてください。やってはいけないお箸の使い方5点を挙げます。「踊り箸」持っているお箸を振り回しておしゃべりをすること。「指し箸」お箸で人を指すことで相手を不快な思いにさせます。「もぎ箸」口でお箸についたごはんつぶなどをもぎとって食べること。「押しこみ箸」お箸で食べ物を口にいっぱい押しこむこと。「刺し箸」食べ物を突き刺してとること。

お茶わんや器などの和食器の扱い方

和食では、基本的におわんやお茶わん、小鉢などの大きさが約15センチ以下の場合は持っていただきます。持つ時はもちろんお箸は休ませて、右側にあるものは右手で、左側にあるものは左手でそれぞれ引き寄せます。胸元当たりの高さに持つと美しく見えます。決して食器を引きずってはいけません。また、食べ終わった食器を重ねると表面を傷つけることになりますのでしてはいけません。

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洋食の場合のテーブルマナーの基本とは?

食事のマナー
洋食の場合は、ナイフとフォークがうまく使えるかどうかが基本になります。和食と同様に料理を口に運ぶ手段がキーポイントです。マスターできれば、結婚披露宴や会食などに招待されても落ち着いて食事をすることができますので、ファミリーレストランなどで練習することをおすすめします。

正しいナイフとフォークの持ち方

右利きの場合、ナイフは右手、フォークは左手で持ってフォークで料理を刺してナイフで切って食べます。ただし、お子さんの場合は利き手ではない左手にフォークを持って食べることは困難ですので、先に切っておいてから右手にフォークを持ち替えて食べる方がこぼすなどの失敗はありません。そして、食べ終わったらナイフとフォークをそろえてお皿の上に置きます。

音をたてて食べるのはマナー違反

和食のうどんやそばを食べる時はずるずるっとおいしそうな音をたてて食べます。しかし、洋食の場合、スープやパスタを食べている時に音をたてるのはマナー違反ですので、切り替えができるようにしつける必要があります。また、フォークやナイフをお皿の上でカチャカチャと音をたてることもマナー違反ですので、できるだけ静かに扱うようにしつけます。

他に気を付けたい、洋食の場合のマナー

レストランなどでの外食時にナイフやフォークを誤って落とした場合、お子さんが慌てて拾ってしまうとマナー違反になります。また、パンは、かぶりつくのではなく手でちぎって食べること。また、バターが器に盛られている場合は必要な分だけ皿にとること。ナプキンは最初の料理や飲み物が運ばれてくる頃に膝に広げます。いろいろ面倒なようですが、小さいうちから教えておくとお子さんは覚えがよいので自然と身に付きます。

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