苦手意識を克服するヒント
本来、算数は計算だけでなく、むしろものの数や長さ、重さ、お金の計算など、生活に密着した教科。計算ドリルを解くだけの机上の学習では身につかず、むしろ生活のなかで学習することが一番効果的です。
例えばおやつの時間に、クッキーやあめなどを子どもに分けさせることで均等に分ける方法=割り算を自然と学習させることができます。または買い物をするときに肉300gの重さを教え、子どもにお金を渡して会計させることで重さや量、お金の概念を自然と身につけさせることもできます。
こういった実体験があれば、複雑な文章問題に突入してもイメージできるので戸惑うことがなくなります。ぜひ親子で実践してみてください。
おわりに
算数に苦手意識を持っている子に計算ドリルをたくさん取り組ませて、塾に通わせても根本的な解決にはつながりません。むしろ、生活のなかの実体験が大事であり、楽しみながら身につけるのが何より効果的なようです。
そして何よりどこでつまずいて算数が苦手になったのか、親が気付いてあげることが重要です。お子さんが持ち帰るテスト結果の点数ではなく、どこが間違っているかを確認し、一緒にわからない部分を把握し、お子さんの苦手意識の克服に寄り添ってあげましょう。
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