子どもの兄弟の年齢差にはさまざまな場合がありますが、育てる上で多くのママやパパから1番の理想と言われているのが「2歳差兄弟」です。その理由は、常に兄弟がお互いの遊び友達になれるため、他者との関わりを兄弟間で学びやすいからだと言われています。
他にも、幼稚園や保育園の通園期間が重なることで経済面なメリットや、育児の1番大変な時期をまとめて終わらせることができるなど、体力的な面でのメリットもあります。2歳差兄弟にしたい時の妊娠の計画や、2歳差兄弟のメリット・デメリットなどについてご紹介していきましょう。
この記事のもくじ - 項目をクリックで該当箇所へ
2歳差にしたい時はいつ妊娠すればよいか
妊娠から出産の期間は昔から10月10日(とつきとおか)と言われているように、約10カ月の期間が必要になってきます。そう考えると、上の子が1歳の誕生日を迎えた時が、2人目の妊娠をするのによいタイミングと考えられます。
また、上の子が2歳になる歳の5~6月頃までに妊娠が確認できれば、次の年の3月頃が下の子の出産予定日となるため、学校などに通う際には2学年差の範囲内になります。
妊娠週数の数え方や妊娠期間について知る
計画的に2歳差の兄弟を出産しようと考えるなら、妊娠期間についても知っておきましょう。
一つ目は「妊娠週数の数え方」です。最終月経の始まる1日目を0週0日とし、7日で1週と数えたものが妊娠週数です。そして28日間を妊娠の1カ月分とすると、280日間が妊娠期間となり、280日目が出産予定日となります。
二つ目に、妊娠期間は三つの期間に分類されることについても知っておきましょう。妊娠期間は3カ月単位となっており、初期、中期、後期の三つの期間に分類されます。
妊娠初期 | 妊娠4~15週(妊娠2~4カ月) |
妊娠中期 | 妊娠16~27週(妊娠5~7カ月) |
妊娠後期 | 妊娠28~39週(妊娠8~10カ月) |
こうした妊娠期間の数字から、上の子の誕生日も考慮して、下の子をいつ頃妊娠すればよいかを計算していきましょう。
合わせて読みたい
2歳差兄弟のメリットを知る
続いては、2歳差のメリットとデメリットを紹介していきます。育て方だけでなく、経済面や体力面など生活にも大きく関わってくる大変重要なポイントです。
まず、メリットからみてみましょう。最大のメリットは一緒に遊べることです。歳の近い兄弟は、同じレベルで遊ぶことができます。例えば上の子が男の子で下の子が女の子だとしても、幼い頃に興味を示すものはかなり似通っていて、外へ行っても一緒に遊ぶことができます。
生活リズムも似ていますので、同じ時間にご飯を食べ、一緒にお昼寝ができます。このように、育児で気を付けなければならないポイントにおいても、年齢による差がそこまでないため、保護者にとってはまとめて面倒をみることができるというメリットもあります。
また、住んでいる自治体にもよりますが、近年は多くの地域で同じ保育園に入れれば下の子の保育料金が半額になる、兄弟割引が適応されるなどのメリットがあります。2歳差兄弟に限ったことではありませんが、こうした制度が使いやすいというのも、経済的に助かることには間違いありません。
合わせて読みたい
たまGoo!(たまぐー)は、妊活、妊娠、出産をこれから迎えられる女性をサポートするため、女性のみならず、男性にも知っておいて欲しいこと、夫婦で取り組むべきことなどをコラムなどで紹介し、みなさまのご不安やお悩みに答えることを目的としたサイトです。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。