卒業にはママの気持ちなど注意したいことも
子どもが粉ミルクの卒業に向かえるように気を付けていきたいことは、子ども自身の様子だけでなく、環境も大切になります。例えば、ママの気持ちや家族の協力です。卒業が自然な形で行えるようにするためにも、注意していきたいポイントを見ていきましょう。
ママの心の準備もでき、気持ちに余裕がある
粉ミルクの卒業は、「飲まないこと」が目的ではなく、ミルク以外の食べもの、飲みものを栄養の中心とし、食べることへの興味や経験を増やすために行います。卒業することばかりに集中してしまい、ママの気持ちに迷いや焦りがあると、子どもは不安に感じてしまいます。ママも心の準備をし、気持ちに余裕を持って取り組むことが大切です。
家族にも協力してもらって卒業する
いざ卒業となると、最初はぐずってうまくいかないかもしれません。そんなときは、家族にも協力してもらいましょう。1人で取り組んでいると、焦ってしまうことも出てきます。家族に手伝ってもらうと気持ちに余裕ができるだけでなく、子どもも家族の様子を見てまねをしたくなり、スムーズに卒業に向かうこともあるでしょう。
水分補給をこまめにし、便秘にも気を付けてあげて
卒業に向かって取り組みがすすんできたら、水分摂取に注意してください。ミルクを飲まなくなる分、水分を摂る量が不足がちになり、便秘してしまうこともあります。ミルクを上手に卒業していくには、こまめに水分補給することも必要なことです。離乳食にスープ類をプラスしたり、おやつのときにミルク以外の飲みものを口にするようにしたりする方法もよいでしょう。
おわりに
粉ミルクを卒業には、「この時期」という明確なものはありません。また、「この方法」という決まりもありません。子どももママにも精神的な負担がないように、少しずつ卒業していければよいのです。そして、元気ですこやかに育っていけるように粉ミルクから卒業することが大切です。きっとミルクの時期を懐かしく思い出す日が来ますから、粉ミルクの卒業も気楽に、気長に取り組んでいってください。
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高1と中1の女の子のママです。2歳の甥がかわい過ぎて「オババカ」してます。
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