おなかも満足できる!手作りのおやつ
おやつは市販のものだけとは限りません。手作りだってよいのです。手作りは大変そうと思われるかもしれませんが、簡単なもので大丈夫。子どもと一緒に作れば親子の絆を深めることもできます。また、白砂糖をきび砂糖に置き換えたり、ドライフルーツを加えたりなどのひと工夫でさらに栄養をプラスしたおやつに変身させることができるアレンジ自在な点が手作りのよいところです。
みんな大好き!おなかも満足のさつまいもを使ったおやつ
昔から定番のおやつといえばさつまいもですね。食物繊維が豊富で腹持ちもよく自然な甘みがうれしいさつまいも。焼き芋ならアルミ箔(はく)に包んで、トースターやオーブンで焼くだけのお手軽さです。できればきれいに洗って皮ごと食べてみてください。さつまいもの皮にも栄養がたくさんあるのです。皮には皮の色の紫色に含まれるアントシアニンの他にカルシウムやビタミンCといった子どもの成長にうれしい栄養素が含まれています。焼き芋の他にもさつまいもをすりつぶして生クリームと砂糖を混ぜてオーブンで焼けばスイートポテトの出来上がりです。
かわいいサイズのおにぎりで手軽に満足
帰ってきておなかがすいた!と元気な子どもにはおにぎりはいかがでしょうか。普段の大きさではなく小さめにむすんで、ちりめんじゃこやわかめ、ゆかりなど何種類かの味のおにぎりを作って出せば、栄養もプラスされ見た目もカラフルになります。小さめサイズならば食べる個数の調整もしやすいですし、あまっても夜ご飯に回すことができます。ご飯を玄米ご飯や麦ご飯に変えて作ればさらに栄養がとれておなかも満足します。そして、習い事や塾で夕食が遅くなる子どもなら、おにぎりは腹持ちがよいので勉強中におなかがすいて集中できなかった、なんてこともありません。
疲れた身体にすぐ効く糖分補給に甘いおやつ
身体によい栄養たっぷりのおやつをたくさん紹介しましたが、やはり子どもは甘いお菓子を欲しがる時もありますよね。砂糖を使った甘いお菓子が悪いということではありません。糖分の摂取はむしろ、疲れている時や頭のさえない時には必要なことになります。それは砂糖に含まれるブドウ糖は消化吸収が早く、素早くエネルギーに変わるからです。試験前のチョコレート一粒でできがよくなるともいわれています。もちろん食べ過ぎは栄養の偏りの他にも虫歯の原因にもなってしまいますので気をつけましょう。子どもが喜ぶスイーツおやつとして、生地を準備しておけば焼くだけで簡単なクッキーやホットケーキなどはいかがでしょうか。体育やテストなどで一日疲れて帰ってきた子どものために、たまには甘いおやつも出してメリハリをつけてみるのもよいですね。
おわりに
いかがでしたか?親の立場からは日々の成長に必要な栄養補給につながる、そして育ち盛りの子どもたちにとってはおなかも心も満足するおやつをそれぞれ紹介しました。おやつを準備するのは毎日のことなので、気負うことなく、手軽で身体によいものを続けていきたいですね。ぜひママやパパのひと工夫で元気いっぱいの子どもたちに喜んでもらえる、満足できるおやつの時間を作ってあげてください。
ピックアップ
高校2年と小学6年の女の子の母です。パンとお菓子作りが生きがいです。
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