食べても食べてもおなかがすいちゃう!育ち盛りの子どもが満足するおやつ

いただきます

子どもにとって毎日のおやつの時間は楽しみな時間のひとつではないでしょうか。「おなかがすいた!」と帰ってくる子どもには、その子が喜ぶ好きなおやつを食べさせてあげたいところです。ですが親としては、晩御飯を残したり、虫歯になったり健康への心配がありますよね。どんなものを出せばよいか悩んでしまうことも多いかと思います。しかしおやつは、育ち盛りの子どもにとって第4の食事といわれているほど、大事な栄養補給の機会なのです。栄養価のある満足できるおやつを食べさせてあげましょう。

子どもにとっておやつの役割は?

手作りパン
おやつの時間は、子どもにとってはもちろん大人にとってもうれしいものです。3食のご飯とはまた違った特別な時間で、子どもには一日がんばったご褒美に感じる子もいるのではないでしょうか。でもママやパパの中にはおやつ=お菓子=甘いものというあまり良くないイメージをお持ちの方もいるかもしれません。ですがそれは実は間違いなのです。では子どもにとってのおやつの役割とはなんでしょうか?

おやつは大切な栄養補給の時間!

元気いっぱいの小学生の子どもたち。活発なこの時期の子どもたちは、3度の食事をしっかりと食べても、一度の食事の量には限りがあります。そのため身体に必要なエネルギー量や成長に必要な栄養をじゅうぶんにとることは難しいのが現状です。ですから「食べてるはずなのにいつもおなかがすいている」ということになるのです。そこで、「おやつ」の時間で不足するエネルギーや栄養を補給してあげることが大切になります。間食や捕食という言葉があるように子どもにとってのおやつはお菓子や甘いものを食べる時間ではなく「間の食事」「補う食事」という意味と捉えて上手に一日の栄養バランスを補う機会にしたいものですね。それにおやつの時間は子どもにとってもうれしい、楽しみ、といった前向きな気持ちになれる時間です。精神的な満足感を味わうことも成長の過程には大切なことなのです。

どんな種類のおやつを出せばいいの?

子どもにとっておやつは4食目の食事という意識で考えると身体のさまざまな働きを助けてくれる「ビタミン群」、身体では作られないので積極的にとりたい「カルシウム」、日々ぐんぐん成長していく身体や筋肉を作る「たんぱく質」を補えるおやつが子どもの健やかな成長を手助けしてくれます。そして、添加物が含まれていないことが理想ですが、残念ながら全くの無添加ということはほとんどないので、成分表示をよく見てできるだけ少ないものを選びたいですね。

おやつの決まりを守って楽しく食べよう

乳幼児の時はきちんと時間を決めていたけれど、小学生になって気がついたら食べたい時に食べさせていたりしませんか?おやつはルールを決めて規則正しく出すことが大切です。15時あるいは、学校から帰ってからすぐなど時間を決めた方が生活のリズムが整います。食べ方にも気をつけなければいけません。「ながら食い」は脳が食べたと反応しないので食べた量や味がわからなくなり食べ過ぎなどにつながります。おやつも3度の食事同様にしっかりと味わって食べさせるようにしましょう。

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栄養価の高くて満足できる身体に優しいおやつ

パンを食べる子ども
小学校の6年間であっという間に成長していく子どもたち。体格には個人差はあるものの日々成長していく身体は毎日の食事が基本になって作られています。毎日の学校、友達との遊び、塾や習い事など一日の活動量が増え食事の食べる量も増えてくる時期。食べてもおなかのすいてきてしまう子どもたちにおやつの栄養補給で上手に発育を促してあげたいですね。ビタミンやカルシウム、たんぱく質が豊富で何よりも子どもが「食べた!」と満足感の感じることのできるおやつを紹介します。

ビタミンたっぷり!ジューシーな果物類

子どもが好きなものでお手軽にビタミンがとれるのは何といっても果物です。旬の果物なら栄養もばっちりとれます。春のイチゴはビタミンCが豊富、秋のリンゴは豊富なビタミン類の他に皮にはポリフェノールやペクチンが含まれているので皮ごと食べたい果物です。冬の定番のミカンは、ビタミンA、C、カリウムが身体の調子を整えてくれます。通年食べられるバナナは、腹持ちがよい上に繊維質が多いのでお通じもよいですね。また、レーズンやプルーンなどのドライフルーツは生と比べて甘みと栄養が凝縮されていて、かみごたえもあるのであごの成長にもつながります。自然の甘さとそれぞれの果物特有の食感に満足してくれること間違いなしです。

強い骨を作って成長に役立つカルシウム

カルシウムがとれるおやつなら小魚が一番です。よくかむことで満腹中枢が刺激されて満足感が得られます。最近ではおやつ用の煮干しもあり、煮干しにはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDも一緒に含まれているので効率的にとることができるのです。また、ちりめんじゃこも簡単につまんで食べられるのでおすすめです。チーズやヨーグルトのような乳製品ならカルシウムの他に乳酸菌も入っているのでおなかの調子も整えてくれます。いろいろな味でアソートで売られているヨーグルトもあるので常備しておくと日替わりで違う味が楽しめますね。

三大栄養素のひとつ、筋肉や身体を作るたんぱく質

今の子どもは運動能力が低下しているといわれています。それは運動量の不足の他に筋肉や血液など身体を作るたんぱく質の摂取量が不足しているからといわれています。ですからたんぱく質は普段の食事でも積極的にとりたいですし、さらにおやつでも補ってあげたい栄養です。たんぱく質がとれるおやつでお手軽なのはアーモンドやクルミなどの「ナッツ類」。やはりよくかんで食べる食材なので、あごも丈夫になり満腹感も得られます。他には豆乳やおから、きなこなどの「大豆製品」を使ったドーナツやプリン、「もち米」で腹持ちもよいおはぎや「魚」が主原料で手軽に食べられる魚肉ソーセージなどもおすすめです。

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