子どもの身長を伸ばすためにできることは?
子どもの身長の伸びが悪いと、どうにかして伸ばしたい!と思ってしまいますよね。そこで、子どもの成長を促す方法をいくつか紹介します。上記の環境要因を踏まえたうえで次のようなことを実践すれば身長が伸びるかもしれません。
ストレスが身長にも大きく影響しています
ストレスも低身長をつくってしまう環境因子のひとつです。友達ができない、いじめ、家族の愛情不足などが関係していることが分かっています。ストレスだけが影響しているわけではないので、身長が低いからといって親の愛情不足というわけではありませんが、子どもがストレスを抱えていないかどうかにも注意しておくことが大切です。
病気が原因となっている低身長のケース
ホルモン分泌異常の原因となっている疾患には、「甲状腺機能低下症」「成長ホルモン分泌不全性低身長症」などがあります。また、子宮内発育不全で産まれた場合はSGA性低身長症、染色体異常であるプラダー・ウィリー症候群、ターナー症候群やダウン症候群などが原因となって身長の伸びが悪くなることもあります。他にも内臓疾患や骨の異常が原因となっているものもあります。
子どもの身長を伸ばすには「栄養」と「睡眠」
病気が原因の場合は、疾患を治療することがとても大切です。それ以外が原因となっている、身長の伸びについての悩みは、やはり「栄養」と「睡眠」をしっかりと補うことが鍵となります。たっぷりと栄養をとって、睡眠によってホルモン分泌を促すことが重要です。子どもの時期は特に、カルシウム、動物性たんぱく質をたくさんとるようにしましょう。
おわりに
子どもの身長は、親からの遺伝要素だけで決まるわけではありません。近年は、遺伝よりも環境因子の方が影響が強いとも考えられているのです。親の生活環境が子どもの身長に与える影響が強いことを意識して、家族全体の生活環境を見直すようにしましょう。
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2人の男の子のママとして毎日奮闘中!医療業界で働いていた経歴を生かし、健康・子育て情報を発信するフリーライター。
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