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食事のしつけはどうする?
初めての子供をしつける際に特に悩む点が、赤ちゃんの食事のしつけです。9カ月頃から赤ちゃんは離乳食を手でグチャグチャつぶしたり、わざとスプーンで食器をたたいたり、落としたりして遊びます。こうした「食べ遊び」は子供がいろいろなものに好奇心を持っている証拠で、五感を働かせて新しい世界について知ろうとしているプロセスです。ですから、そうした食べ遊びを「行儀が悪い」「汚い」と片付けてしまうと、赤ちゃんにとって食事は苦痛の時間になってしまいます。しかし、好奇心を育てると同時に、子供も食べ物を粗末にしてはいけないこと、食事の際に他の人に配慮することを少しずつ学んでいく必要があります。そうしたしつけは離乳食を座って食べるときから始めるべきです。
しつけのポイント!
しつけを行うときに大事なポイントは、「何かをしたらしかられる」とマイナス思考を植え付けるよりも、「これをしたら褒められる」というプラス思考を培うように助けることです。例えば、「上手にお口に入れられるかな?」と優しく声をかけながら、赤ちゃんが実際にそうできたときに「よくできたね!」と満面の笑みで褒めてあげましょう。それを繰り返すことによって、赤ちゃんは自分がその行為をしたときに、みんなが喜んでくれるという積極的な思考を身につけることができます。
厳しくいうべきとき
赤ちゃんの命や身体に危険があるもの、例えば飲み込むと危険なものを口に入れようとしたときなどは、言葉だけで「ダメ」「危ない」といっても伝わりません。お母さんは怖い顔をして、真剣に低い声で短くはっきりと注意しましょう。その際、赤ちゃんの体を抑えたり、手を握ったりするなどして、行動を静止することも必要です。もっとも、こうした機会はできるだけ少なくするべきですから、赤ちゃんの好奇心を引きそうなものなどはできるだけ手の届かないところに置いておくとよいでしょう。
おわりに
しつけはお母さんだけでできることではありません。昼間お母さんが頑張ってしつけていても、仕事をおえたお父さんが帰ってきて、まったく違う基準で赤ちゃんに接してしまい、混乱させてしまうこともよくあります。夫婦で赤ちゃんのしつけ方について意思統一を図っておくことも大切です。
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30歳。AB型。主婦。
主婦歴4年目に突入。実家に旦那と引っ越して、妊娠と出産に向けて本腰をいれて貯金と妊活を開始。30歳になる手前で第一子を妊娠し、無事に出産。現在は子育てと両立しながら、妊娠するうえで大切な基礎体温から妊婦生活を送る上で気をつけるべきことなど、「生活」に関する記事の執筆を主に担当。
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