12歳の子の平均身長・体重は?発達・成長・発育など特徴まとめ

12歳の子の平均身長・体重は?発達・成長・発育など特徴まとめ

子育てをしていると、子どもの身長や体重って気になりますよね。子どもにとっても、大人になってから身長が低いことがコンプレックスになったり、体格のせいで着たい洋服が見つからなかったりなどの悩みを将来抱えることになりかねません。

一般的に、思春期の身長の伸び率で一生の身長のほとんどが決まるといわれています。ここでは思春期にあたる12歳頃の身長・体重の伸び率や、男女差などをみていきたいと思います。

思春期と身長の関係~一番伸びるのは?~

12歳の女の子

平均的に、一番身長が伸びるのは、男の子が13歳前後、女の子が12歳前後です。背が伸びるためには成長ホルモンの分泌が欠かせず、10代はその成長ホルモンが一番多く出るためです。なんと、1年間で10センチも伸びるお子さんもいるそうですよ。

どのようにして身長は伸びるのか?

背が伸びるのは、手や足、骨格などの骨が伸びるためです。しかしこれは成長期にのみみられる成長で、大人になると骨は伸びなくなります。

成長期の骨の先端はまだ軟骨でできており、ここが伸びて成長することで背が高くなるのです。ですので、背を伸ばしたいと思ったら、「骨が伸びて成長するため」によいことをすればよいのです。

身長が伸びるのは、寝ている間が9割

骨は9割が睡眠中に伸びるといわれています。それは、成長ホルモンが睡眠中によく分泌されるためです。

学校の宿題や塾の都合もありますし、テレビやパソコン、スマホなど夜更かしをしたい年頃ではあると思いますが、身長を伸ばしたいと思ったらできるだけ早く寝かせるようにしましょう。その際、暗く静かな環境をつくってあげることも大事です。

身長を伸ばすために必要な食事とは

身長を伸ばすには牛乳・カルシウムをたくさん飲めばいい、というイメージがありますが、カルシウムだけでは骨をつくることはできません。カルシウム以外にもタンパク質、ビタミンD、ビタミンC、鉄、亜鉛といった栄養素が必要です。

骨をつくる栄養素を毎食、できるだけ自然の食べ物から摂取するように心掛けていきましょう。そして、なにより大事なのはバランスよい食事を朝・昼・晩と3食をしっかり食べること。そうすることで1日動けるエネルギーをつくり、体を成長させる基本になります。

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思春期における体重の考え方とは

小学生の女の子

成長期に入るとどんどんと体も大きくなりはじめ、親としてはとても喜ばしいことですね。

しかしこの年頃の子は、体格の個人差も大きく出てきます。うちの子は少し小さいのかしら?ちょっと太りすぎじゃないかしら?などと、親としても心配になってしまう方もいるでしょう。そこでここでは、12歳頃の体重についてみていきます。

12歳頃の体重はどのくらいか?

12歳頃の平均体重は、男女共にだいたい40キロとなっています。しかし、特に女の子の場合は思春期を迎え、体形のことを気にする年頃に差し掛かってきます。

また最近では、食の欧米化が進み高カロリーの食事が増えたため、肥満の子どもが以前よりも増加傾向にあり、逆にアイドルブームの影響で必要のないダイエットや食事制限によって痩せすぎの子どもも増えてきています。

人の目を気にして無理な体形を目指すのではなく、体にとってよい体系を目指しましょう。

体重が気になったら食事を見直しましょう

「肥満」や「痩せすぎ」が気になったら、まず食生活の見直しをしていきましょう。今の子どもたちは塾や習い事などの影響で、寝る時間が遅くなりがちです。そのため、寝る直前に食事をとる子もいれば、朝食をとらない子どもも増えています。

このような食生活の乱れが、子どもの肥満などの原因となっています。食生活を見直すには、まずは3食バランスのよい食事をとることが基本です。バランスのよい食事とは、「主食」「主菜」「副菜」「汁物」を組み合わせたものです。

ご飯やパンなどの「炭水化物」と、肉、魚、卵などの「タンパク質」、そして野菜、キノコ、海藻などの「ビタミン・ミネラル」の食材を毎食組み合わせることでバランスのとれた食事をつくることができます。できれば、低脂肪・低カロリーである昔ながらの和食がよいですね。

親子で運動をして楽しく体重管理

最近の子どもは昔と比べて運動量が減っている傾向にあります。塾などの習い事が増えたことにより遊ぶ時間そのものが少なくなってきているのと、ゲームなどの普及で外遊びの時間が減っていることが理由にあげられます。

なにも、野球やサッカー、マラソンなどの特別な運動をする必要はありません。日常生活で意識的に体を動かすようにするだけでも違います。

「自転車や車に乗らず徒歩で移動する」や「ほうきがけなどのお手伝いをする」などでよいのです。もちろん、外で遊ぶ機会を増やすことも大切です。親子で休みの日は一緒に外で体を動かして、外で遊ぶ楽しさを教えてあげるのもよいのではないでしょうか。

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