10歳の子の発達・成長・発育など特徴まとめ

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10歳の子の発達・成長・発育など特徴まとめ

10歳は思春期の入口、精神的にも身体的にも子どもという立場から脱皮し、より一層大人に近づく成長を遂げる年齢です。

小学校では4年生から5年生に該当し、高学年としての役割も増え、子どもだけのコミュニティの中で自分の力を発揮しはじめます。10歳の子ども自身の心と体の発達を中心に、周りはどのように関わるべきか考えてみました。

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10歳の心と体、どのように変化するの?

10歳は男女の違いがさらに明確となり、性差を意識する年齢です。身体の変化と心の変化、さらには個人の個性も顔をのぞかせるこの時期、大人はどのようにかかわっていけばよいのでしょうか。具体的な身体の変化を見ながら考えてみました。

男女間の体つきの変化と意識の変化

これまで後ろ姿では男女ともに見分けがつかなかった集団も、この頃になると女子は丸みをおび、男子はがっしりとした体格になる兆候が表れてきます。

大人の入口として当然のことではありますが、当人たちにとってはもちろん初めてのことで不安になったり必要以上に意識したりと大忙しです。

意識はしているものの、男子対女子、のような子どもっぽい図式で対立するわけではなく、異性に惹かれるという不思議な体験にも興味津々です。異性は対立すべきものでなく、それぞれの個性を活かして共存するものだとなんとなくイメージするのもこの頃です。

習い事が圧迫する?生活習慣の変化

地域によっては学童保育が低学年までの地域も多いのではないでしょうか。4年生からは習い事を学童代わりと平日は予定がびっしりの子も多いでしょう。そこで気をつけたいのは生活習慣のほころびです。

塾は遅い時間にかかることが多く、帰宅時間が遅くなり就寝時刻もずれこむケースが散見されます。塾の宿題は朝時間を作るなどしてなるべく就寝時刻が22時を回らないように努力したいものです。

体力もついてくる年齢だからこそ乱れがちですが、成長期はこれからという大事なときです。睡眠時間は削らないよう周りも意識することが大切です。

肥満にならないように意識して生活する

10歳ごろになると、これまで上に上にと伸びてきていた子が男女ともに急にふっくらすることがあります。前述のように学童がなくなったことで活動量が減ったり、自宅で過ごす時間におやつを好きに食べていたり、いろいろな原因はあるかと思います。

学業面を優先し、運動習慣が減ってしまうこともあるかもしれません。10歳の平均身長は、男子で138.9センチ34.0キロ、女子で140.3センチ33.9キロです。心配な場合は式肥満度の計算式などを用いて肥満かどうか知ることが出来ます。

この年齢は運動能力も非常に高くゴールデンエイジと言われる時なので思いきって多様なスポーツに挑戦するのもよいでしょう。

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生活面に見られる好みの変化とは

10歳頃になると、生活の仕方ひとつをとっても好みが出てくるようになります。食事の趣味や物の使い方など、両親のどちらかに似ている行動をとったりして、パパにそっくり!なんて思うことも出てくるでしょう。

味付けや寝具の選び方など、細かいところで個性が顕著になってきます。好きな学問を見つけて没頭するのもこの頃です。嗜好は周囲でコントロールできることではないのでよほど害がない限りはとくに口を出す必要はないでしょう。

考え方、感じ方にも差異が出てくる

国語の授業などを見ていても、これまでは先生が期待する答えが割と簡単に引き出せていたところ、この頃になると本当に多種多様な意見が挙がります。思考回路が複雑になり、想像力、表現力が豊かになるため個人差がはっきりしてきます。

子どもたちがもめていて大人が仲裁に入った際、「こんなことされたら嫌でしょう」とたしなめると「僕は嫌じゃない」と反抗してくることもありますが、本人は反抗ではなく、本当にそう感じていることがあります。

善悪の区別も単純ではなくなってくるのでよく話を聞くように接点をもつことが大切です。

周りから求められる期待と自分らしさのギャップ

これまで大人の期待どおりに行動出来ていた子も、自分でも知らないうちに形成されていく自分らしさにとまどう一面も。

周りの空気を判断する目がある程度養われている年齢なので、周囲が自分に何を求めているのかを客観的に捉えることができます。そこに自分の気持ちとギャップがある場合、その矛盾に悩むこともあります。

この時期の子どもたちは存在を認められることよりも、自分自身が大切に思われているのかどうかということに敏感なので、意見が違っても『あなたの意見を大切にしたいよ』というメッセージを伝えることで安心させてあげてください。

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同性の大人の存在が支えになる一面も

大人の入口ということで、大人社会の1年生という状態です。親に対して絶対的な信頼を持っていた低学年の頃とは違い、時には反発心もありますが、常に大人の存在は意識しています。

社会への興味と自分の未来がとても高まるこの時期、先輩である同性の大人からの意見は興味津々です。本人が自信をなくして落ち込んでいるときなどは大人として自分の失敗談を伝えたりすると気持ちがほぐれるかもしれません。

社会とのかかわりの中で生きていく

これまで家庭という核の中に守られていた存在でしたが、自分自身で自己をアピールしていく積極性を必要とされる年齢です。集団の中での自分の役割を見つけ、自己の判断で未来を切り開いていく手ごたえを感じる時です。

記憶力も格段にあがり、これまでの経験を日常的に活かしていくことが出来るようになります。新聞やニュースから社会的な規範意識を学んだり、家族以外の価値観との遭遇があったりする年齢です。

親とは全く違った価値観を身につけていくこともありますが、成長とともに成熟する過程でまだまだ変化する時期でもあります。

時どきのぞく大人の顔 大人ってこんな感じ?

自分ではもうなんでも出来る自負があります。大人ってなんだろう、どこが自分と違うのか、そんなことを漠然と考えている時期で、大人をじっくり観察しています。

低学年に対しての態度はまるで大人そのものだったり、周囲の大人への対応は、子どもとしての立場でなく、敬語を使えたり、会釈をしたりと、大人のルールを採用し、大人社会の一員として認められたい気持ちが現れます。

まだまだ子どもと思わずに『未熟だけど大人』という気持ちで大人としてのルールを伝えてあげることが10歳にはとてもうれしく感じるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。10歳というとまだまだ子どもと思いがちですが、中身は小さな大人。これから一人前になるためのスタートラインに立ったばかりです。過保護・過干渉はつつしみ、本人の意見を尊重してあげることが大切です。

対応に戸惑った時は、相手が本当の大人ならどうするかな?と立ち止まるのも効果的かもしれません。

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