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根気よく、子どものモチベーションを保ってあげよう
練習法をご紹介しましたが、ほとんどのお子さんはすぐにはマスターできません。2本持つところまではいったものの、そこから上手に動かせるようになるまで、数カ月から1年かかるということも珍しくはありません。
そのため、最も大切なポイントとしては、親子とも焦らないことが挙げられます。叱ったりうるさく「こう持ちなさい」と言ったりしても、それでできるようになるわけではありません。むしろ、イヤになってしまう場合が多いでしょう。
根気よく、子どものモチベーションを保つことを第一に考えて見守っていきましょう。そのためには、少々不格好だったり失敗したりしても、できるだけほめてあげることが大切です。
「今、きれいに持てているよ!」「上手になったね」など声をかけてあげてください。なかなかすすまなくても、「毎日がんばっていて、偉いね」と継続していることをほめることが大切です。
無理強いせずに、疲れている様子ならスプーンやフォークに切り替えてあげる、子どもの好きな献立や、お箸を使いやすい献立をできるだけ作ってあげる、などの工夫も必要です。
また、なかなか上達しない場合は、お箸が合っていない可能性もあります。長すぎたり、滑りやすいつるつる素材だったりすると使いにくくなるため、気を付けてあげましょう。
「トレーニング箸」は必要?不要?
お箸にリングが付いて指を通すことができる「トレーニング箸」も、市販されています。こちらはお箸トレーニングを始めるにはうってつけと言われています。
しかし、トレーニングの入り口としてはよいと言われていますが、あまりトレーニング箸に慣れてしまうと、変な癖が付いてしまったり、成長してからもトレーニング箸でないときれいに持てなかったりするといった声もあります。
メリット・デメリットを考えた上で、あくまで補助やイメージトレーニングとして使うものと考えた方がよいかもしれません。
おわりに
お箸の持ち方の練習法についてご紹介しました。お箸は間違った持ち方や汚い使い方を覚えてしまうと、なかなか癖が抜けず、大人になってから周囲に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
逆に、子どものときにしっかりトレーニングして、正しい持ち方と使い方をマスターしておけば、ずっときれいな使い方ができます。お箸をきれいに使う人は、それだけで品がよくみえますよね。
きちんとした箸を持てない大人にならないためにもこの時期にきれいな箸の持ち方をマスターさせたいですね。お子さまがそうした大人に育つためにも、根気よくトレーニングしてあげましょう!
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