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親子でできる防犯対策
個人情報をさらしていないかをチェック
子どもは自分の名前を呼ばれることで、この人は自分の名前を知っているから知らない人ではないと認識し、警戒が薄れます。ですので、誰でも見える所に名前は書かないようにしましょう。
もしくは、ランドセルや持ち物に名前などを書く際は、近くで見てみなければ分からない程度に控えめに書くようにしてください。特に小学1年生は名札をつけて通学する場合があるので、通学時は名札を裏にしたりするなどの対応が必要です。
防犯ブザーを使いこなせるようにしておく
防犯ブザーには、ひもを引くタイプのものや、ピンを抜くタイプのものなどさまざまなタイプのものがあります。防犯ブザーを購入したら、いざというときのために必ずお子さんと一緒にどうやって使うかなどの確認をしておくようにしましょう。
あらゆる状況を想定してシミュレーションをしておく
知らない人から「道案内してほしい」「お菓子を買ってあげるから」「お母さんがあっちで呼んでいるから来て」など、子どもがいかにもついていってしまいそうな誘い文句などを例にあげ、その際は耳を貸さないようあらゆるシミュレーションを教えておきましょう。
親が手本となる
「シチュエーション別 子どもの防犯対策」でご説明したことを、1回でも良いので実際に親子で実践してみてください。例えばエレベーターに乗るときに、「知らない人とこうして2人きりで乗ってはいけない」と伝えたり、道路を歩く際には、「こういった所にある車には近寄っちゃだめだよ」と、教えたりすることで子どもは理解しやすくなります。
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持たせておくと良い防犯対策グッズ
防犯ブザー
子どもが喜んでつけてくれそうなキーホルダー感覚の防犯ブザーや、ランドセルに取り付けるためのベルトが付属した、機能性の高い防犯ブザーなどさまざまなタイプがあります。実際には、音が大きくて簡単に消すことができないタイプのものを選ぶようにしましょう。また、簡単に壊されてしまわないよう丈夫な形状のものを選ぶことも重要となります。
衛星利用測位システム(GPS)つきケータイ
防犯対策として防犯ブザーの次におすすめなのが、子どもの位置情報が分かるGPSつきの小型ケータイです。常にお子さんの居場所を把握することができ、また連絡がいつでも取ることが可能です。防犯ブザーが付ついたものもあります。
ホイッスル
吹くだけで大音量をならせるものから、防犯ブザーにホイッスルがついたタイプのものがあり、電池が切れてしまっても吹いてならすことができるので安心です。防犯ブザーをいざというとき使えるかどうかが不安なお子さんには、ホイッスルの方が簡単に使えるのでおすすめです。
発光ダイオード(LED)アームバンド
暗いときに光を発するアームバンドで、防犯対策や交通事故などの対策としても使用できます。塾や習い事など、外が暗くなる時間帯に出歩かなければいけないお子さんにおすすめです。
おわりに
お子さんを犯罪から守れるのは日頃から行う防犯対策です。被害にもし遭いそうになったとしても、お子さんが危険を察知し適切な判断ができれば、未然に防ぐことができます。実際に被害に遭いそうになったときに後悔しないためにも、日頃から防犯対策をしっかりと行い、親子で確認しあうようにしましょう。
ピックアップ
33歳。B型。既婚。
妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。
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