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二人以上の子どもを育てるのは大変?
一人目の子どもを公園で遊ばせているときに、二人の子どもを連れたママのパワフルな姿に、圧倒されたママも多いのではないでしょうか。しかし、二人、三人と子どもを育てて、体力が充実しているママもいれば、元気そうに見えても体力の限界を感じているママもいるようです。
一人の子育てでも体力は失われていく
人間の筋力は使わなければ衰えていきます。そして、仕事と家事と子育てで使う筋肉は限られているので、ほとんど使わない筋肉もあれば、酷使する筋肉もあります。「おしっこ漏れちゃう!」の一言で、トイレまで走って息切れしたり、転んだ子どもを抱き上げて「ぎっくり腰」になったりと、数年前までには思いもよらなかった体の不具合には衝撃を受けますよね。全身の筋肉を動かす運動や有酸素運動などを意識的に行って、体力をつけましょう。
二人以上の子どもを育てるのに必要な体力とは?
二人以上の子どもを連れて公園に来ているママを見て、「子ども一人を育てるだけでこんなに疲れてるのに、先輩ママって凄いわ」と、自分の体力のなさを実感して二人目の出産を躊躇してしまうママもいるでしょう。
確かに二人、三人と育児をしてきた先輩ママたちは、とても元気に見えますよね。彼女たちの子育て方法や考え方にもよりますが、子どもたちが体を使って遊ぶときは一緒に遊ぶとか、子どもたちを注意するポイントを決めていて、そのポイントより悪いことをしなければあえて注意しないとか、独自のルールを決めているようです。そして、一人目の子育て経験から、多少の睡眠不足や体調不良にも慣れているというママもいます。機会があれば先輩ママに直接、子育てのコツを聞いてみるとよいでしょう。
子どもたちに振り回されない時間を持つ
家事と育児で手いっぱいのはずなのに、おしゃれで話題も豊富なママに会ったり、たくさん子どもがいるのに公園で子どもたちと走り回って、ママ友とのお出かけも楽しんでいるママを見たりすると、同じように時間を過ごせない自分の体力のなさを痛感することもあるでしょう。
そんなママたちの中には元気そうに見えても不健康な人もいれば、独身時代よりも健康な人もいます。気力と体力を充実させるために、育児と家事だけでなく、体を整える体操や運動、趣味を楽しむための時間を作ってみてはいかがでしょうか。
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次々に現れる体の不調を整えるために
体が思うように動かない、すぐに体調を崩す、精神的に不安定になるなど、体力が落ちたことで日常生活に支障をきたしてしまうと、子育ても楽しめなくなってしまいます。体力が落ちてきたサインとその対処方法について、チェックしましょう。
茶碗を立て続けに落としてしまったら
茶碗をよく落とすようになったというママがいます。原因としてはさまざまなことに心を砕きすぎていることとか、注意力が散漫になるほどに疲れていること、また、水仕事のしすぎで指の脂分が少ないことなどが考えられます。このような状態のときはケガもしやすいので、休養をとって様子を見ましょう。そして、握力の低下などもチェックしておきましょう。
睡眠をとっても倦怠感が抜けないときは
病気でもなく、睡眠をとっても倦怠感が抜けないときは、体力のなさやエイジングを実感して気持ちも滅入りますよね。そんな時は家族だけでなく、ママ自身の生活や心を整えることで軽減することがあります。サプリメントを利用することも有効で、元気がない時に鉄分を取るなど、症状に合わせて適切なサプリを選びましょう。また、整体やヨガなども体に負荷をかけることなく整えることができます。自分の体に必要なことを施し、無理のない方法で体力を戻していくとよいでしょう。
体が辛いときは遠慮なくサポートをお願いする
ママが熱っぽい、胃が痛い、手足に力が入らないなどの異常状態にあるにもかかわらず、子どもは部屋を散らかし、いたずらをして騒ぎ始め、収拾がつかない状態になることもあるでしょう。子育ては体力勝負であることも、先はまだ長いことも分かってはいるけれども、体調不良の時は、心が折れそうになりますよね。また、病気ではないときでも気力で動いているだけで、体力は限界になっていることもしばしばあるのではないでしょうか。ママが病気になって困るのは子どもなので、体力が尽きて病気になる前にその前兆をしっかりと捉え、辛いときは家族にサポートをお願いしましょう。
おわりに
子育ては、何も自分でできない赤ちゃんを人間として立派に育てるまで続く、大きなプロジェクトなので、体力も当然消耗します。年齢とともに身体能力も衰えることから、意識的に体を鍛えなければ、体力の充実は図れません。子育て中の先輩ママに相談すると、参考になる経験談が聞けるかもしれませんよ。思い切って声をかけてみてはいかがでしょうか。
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2歳9ヵ月の男の子と、4ヶ月の女の子のママ。本業は音楽で、演奏活動や指導をしています。食事にこだわり子どもと一緒に料理やお菓子、パン作りを楽しみながら食育にも目を向けています。上の子が早産で小さく生まれたので、心配も多いですが毎日楽しく過ごしています。
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