子どものうちから学ばせたい 和食・洋食それぞれのテーブルマナー

和食、洋食共通の学ばせておきたいマナー

お茶碗をもって食べる女の子
和食、洋食独自の基本的なマナーについてご説明しましたが、両方のマナーの共通点についてぜひとも学ばせておきたい重要なポイントがあります。何のために食事をするのか?一緒に食事をして楽しく、またおいしく食べることができる方法について解説していきます。

「いただきます」「ごちそうさま」が正しく言えること

食事の前には「いただきます」食事が済んだら「ごちそうさま」がきちんと言えるようで実は言えないのです。最近では共稼ぎの家庭が増え、お子さんだけで食事をとることがあるため、黙って食べ始める習慣がついています。「いただきます」は、動物や植物など生あるものを調理して私たちが生きるために食事をするので、そのことに感謝の気持ちを込めなければなりません。「ごちそうさま」はおいしく食べることができたことに感謝の気持ちを込めます。

食事中のぜひとも守りたいマナー

口を開けてくちゃくちゃとかんだり、食べ物が口に入ったまましゃべることはやめさせましょう。そして、食事中にトイレに立つのもよくありませんので、食前にはトイレに行かせるようにしましょう。また、出されたものは残さずに食べることが、作った人への礼儀でマナーの基本でもあります。子どもは、一度残す癖がつくと毎回残すようになります。食器に食べ残しがあると見た目もよくないですので残さずに食べるようしつけることが大切です。

食事の習慣の見直しをしましょう

お子さんの場合、テレビに夢中になって手や口が止まってしまいますし消化にもよくありません。食事は家族のだんらんの場ですのでテレビは消すようにしましょう。また、今では、お子さんだけで食べる「個食」が多いですが、家族そろって食事をとることでお子さんは家族のマナーをまねして自然に覚えますのでわざわざしつける必要はありません。1日に一度でも心掛けるようにしましょう。

おわりに

いかがでしたか?テーブルマナーは、他人ではなく家族が教えるものです。もし、マナーが身に付いていないと将来社会人になって恥ずかしい思いをするかもしれません。かわいいお子さんが恥をかかないためにもしっかり学ばせることが大事です。しかし、食事はあくまでも楽しい場ですので度が過ぎないように気を付けてくださいね。

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