さまざまな教育番組が展開されている現代ですが、実際に何を見せるのが子どものために良いものかお悩みのお母さんは、たくさんいるのではないでしょうか?そんな悩めるお母さんたちにもってこいの動画を、“東京ハイジ”という2人組のクリエイターが配信をしています。ここでは、子育て世代に大人気の東京ハイジについてご紹介します。
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子どもに人気?東京ハイジとは
東京ハイジとは、楽しみながらしつけもできる動画を配信しているクリエイターです。YouTubeの「東京ハイジチャンネル」を中心に、子ども向けの作品を数多く発表しています。その動画再生回数は、なんと2億2000万以上!特に有名な「はみがきのうた」は、歯磨きが嫌いだった子どもでも、自分から進んで歯磨きをするようになったと評判を生んでいるようです。そんな東京ハイジというクリエイターの詳細について、迫っていきたいと思います。
実の姉妹2人組のクリエイター
すでにお気付きの方もいるかとは思いますが、実は東京ハイジというのはユニット名であり、個人を指すものではありません。姉のササキトモコさんが脚本と音楽を、そして妹のササキワカバさんがイラストを担当している、青森県出身の姉妹クリエイターです。現在二人とも子育て中ということもあり、子どもの好奇心や自立心をくすぐる作品を数多く生み出しています。ちなみにユニット名の由来は「りんごほっぺでハイジのような姉妹が、大都会東京にきて呆然としている」というものからインスピレーションを受けているようですが、何とも覚えやすい名前ですので、親しみやすさを感じますね。
子どもが楽しめる動画を配信中
YouTubeにて展開している「東京ハイジチャンネル」のチャンネル登録数は約27万人(2019年1月現在)と、数字を見ただけで大人気であることが分かります。先ほど例にあげた「はみがきのうた」を筆頭に、着替えを嫌がる子どもに向けた「へんしん!おでかけマン」やそうじの魅力を表現した「みんなー!おそうじするよ!」など、子どもたちの成長に合わせて楽しめる動画がたくさん配信されています。歯磨きや着替えなどは大人にとっては当たり前のことですが、子どもに自ら率先してやらせるというのは簡単なことではありませんよね。そんな難しいことを実現してしまうのが、東京ハイジが作り出す、作品の特徴の一つです。
童謡ランキングで1位を取った経験も
普段はYouTubeを中心に活動をしている東京ハイジですが、DVD付きのアルバムも発売しています。その際には童謡ランキングで1位を獲得していますので、それだけ多くの子育て世代の方から支持を得ているのが分かりますね。他にも、東京ハイジのかわいいイラストが描かれた入園入学に役立つグッズやあいうえお表など、子どもがよろこぶこと間違いなしの幅広い商品を販売しています。気になる方はぜひとも公式サイトをご覧ください。
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東京ハイジの魅力とはどんなところ?
子ども向けの動画と一口に言っても、日々多くの作品が作られている昨今では他にもさまざまな教育動画が配信されていますよね。そんな時代だからこそ、東京ハイジの手によって作られる動画が、他の動画と何が違うのか分からないという方もいるかと思います。そこで、子育て世代に大人気の東京ハイジの魅力をお伝えいたします。
さまざまな年齢の方に愛されている
教育向け動画と言えば、一般的には幼児を対象としているように見えるかもしれませんが、東京ハイジは小中学生にも人気があります。最近では連絡ツールとして欠かせないLINEのスタンプや着せかえの販売、中高生に人気のTikTokでも楽曲を使用できるようになるなど、ますます活躍の幅が広がっています。
かわいらしいイラストが好きな大人の方からも人気があり、小さな子どもだけではなく、幅広い年代に親しまれているのは東京ハイジならではないでしょうか?
子どもの自立心を鍛える曲が多数
「大人からの押しつけではなく、子どもたちが本当に楽しめる動画作品」を目指して創作活動を続けている二人。その願い通り、東京ハイジの作品を見た子どもたちは、これまで苦手だったことにも自分自身の力でチャレンジする傾向があるとの評判を多数得ています。その効果は、日本国内に限った話ではありません。東京ハイジの楽曲の中でも有名な「はみがきのうた」は、なんと海外の子どもたちにも大人気!海外のお母さんたちにとっても、東京ハイジは強い味方となっているようです。
子どもの遊び心をくすぐる魅力的な動画!
楽曲の素晴らしさもむろん魅力の一つですが、東京ハイジが手がける作品にはかわいらしくて見ているだけで楽しくなる動画も欠かせません。まだ言葉を理解することができない幼い子どもたちでも、この動画を見ることによって好奇心をくすぐられるケースがクチコミで広まっています。子どもにもなじみやすいポップな絵柄は、大人でも見ているだけで楽しくなりますよね。歌と動画、二つの魅力が折り重なって完成する、東京ハイジの作品のとりこになっている方は、子どもだけではないのです。
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二人組ということで、気になる作業分担は?
実の姉妹によって成り立っている東京ハイジの二人。そんな二人は、どうやら子どもの頃から仲が良かったようです。共同制作には何かと困難が付きもののような印象がありますが、仲の良い二人だからこそ温かい作品が生み出せるのでしょう。ここでは、一つの作品ができるまでの作業分担について見ていきましょう。
曲作りは姉のトモコさんが担当
子どもたちの発育を助ける役を担っている楽曲は、姉であるササキトモコさんが作っています。主に作曲と脚本を担当しているトモコさんは、歌に出てくるお母さんの声から子どもの声まで、ほとんどの役を一人で演じ分けているようです。Serani Pojiというガールズユニットではボーカルも務めるトモコさんのその声は、とても透明感がありかわいらしい声。子どもの耳にも心地よくなじみます。楽曲作りの中で最も重視している点は、子どもが歌いやすく、覚えやすいフレーズであること。そういった心遣いと、トモコさん自身の子育て経験が組み合わさったことによって、多くの子どもたちの心を惹き付ける東京ハイジの楽曲が完成しているのです。
妹のワカバさんはイラストと動画作成を担当
子どもたちや子育て世代の方々に支持されている可愛らしい動画は、妹のササキワカバさんが担当しています。音楽を何度も何度も繰り返し頭に入れることで、動画作成に必要なインスピレーションを得ているようです。そんなワカバさんの描く愛らしいイラストは、自身の子どもからも愛されているそうです。
時にはわが子の行動を参考にするらしいので、世界中の子どもたちの好奇心をくすぐる理由もうなずけますよね。
動画を楽しむことで、子どもの発育にも役立つ
東京ハイジの動画の最大注目ポイントは、子どもたちを楽しませながらしつけができるということに他ありません。日常生活における何かしらの行動を嫌がる子どもたちを叱ることは簡単ですが、せっかくならしつけをしながらでも笑顔があふれる家庭を築きたいものですよね。そんな子育て世代の皆さまにとって、東京ハイジの動画は「お助けアイテム」と言えるに違いありません。子どもたちの発育に役立つアイテムの一つとして、東京ハイジの動画を活用してみるのもいいでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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