母乳育児をしていく上で、気をつけなければならないことがたくさんあります。母乳の質が、赤ちゃんの体形や脳の発育に大きく関係していることをご存じですか?良い母乳を作るためには、ママが栄養価の高い食事をすることです。では、母乳育児のママの食事はどういったものがよいのでしょう。今回は、良質な母乳を作るためによいとされている食べ物と飲み物をご紹介します。
母乳育児と決めたらママの食事に気をつけて
母乳は、ママの血液から作られています。そのことを踏まえた上で、ママの食事を考えなければなりません。良質な母乳を飲ませたいと、どこのママさんも思っているはずです。どんなところに気をつけて食事をとればよいのでしょうか。
しっかりとした食事をとりましょう
出産後、夜中も授乳やオムツ換えなどがありで、落ち着いた時間をなかなかとれないママさんが多いですよね。そんな中で、栄養価の高いメニューを考えて、作って、食べる、難しいのでは?と思われているのではないでしょうか。母乳はママが摂取した栄養価から作られているのです。母乳育児をしていくと決めたからには、しっかりとした食事をとることが非常に重要なこととなってきます。
積極的に取り入れたい栄養素はなんでしょう
あまり難しく考えなくて大丈夫です。特別な食事じゃなくバランスのとれた食事であればいいのです。できれば、高タンパク低脂肪の食事を心がけましょう。鉄分、カルシウム、タンパク質、亜鉛といった栄養素を組み合わせれば、質のよい母乳になります。血液の量や血液の質も非常に重要なことなので、鉄分はしっかりとるようにしましょう。
水分は多くとるようにしましょう
飲み物は、ノンカフェイン、ノンカロリーがよいのはもちろんですが、ミネラルウォーターや麦茶などの冷たい飲み物は体を冷やし、母乳の出も悪くなるといわれています。胃腸は母乳の経路とつながっているため、胃腸が冷えると出にくくなるそうです。栄養を含んでおり、なおかつ温かい飲み物を積極的にとるようにしてみましょう。
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授乳中の飲んでいい?飲んだらだめ?
授乳中には、飲んでいいものと飲んだらだめなものがあります。母乳をたくさん出すのには、水分補給は大切なことです。水分は、小まめにたくさん摂取してください。では、飲んでいいもの、悪いものとはどういうものなのでしょうか。
飲んでいい飲み物とはなんでしょう
麦茶は、ノンカフェインで食物繊維やミネラルを存分に含む飲み物です。先述した通り、あまり冷たいものばかり飲んでいると母乳の出が悪くなるので、麦茶を温めて飲むことをおすすめします。ビタミンCがレモンの20倍、カルシウム、鉄分、ビタミンAが含まれているローズヒップティーも授乳中のママに最適な飲み物といえます。ルイボスティーもおすすめです。ルイボスティーは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富な飲み物です。
乳腺の予防もしてくれる飲み物とは?
血流をよくしてくれる「たんぽぽコーヒー」がおすすめです。え?コーヒーはだめなんじゃないの?と思われた方、安心してください。「たんぽぽコーヒー」は、ノンカフェインです。風味がコーヒーに似ていることから「たんぽぽコーヒー」と名づけられたようです。また、血液をなめらかにしてくれる「ごぼう茶」もいいですよ。乳腺を予防するには、血液をなめらかにする効果が必須です。甘酒にも血液をなめらかにする効果があります。
飲んだらだめな飲み物とはなんでしょう
ずばり!アルコール飲料やカフェインが含まれているものです。ママがアルコールを摂取すると、母乳のアルコール濃度が高くなり、赤ちゃんに影響してきます。コーヒー、紅茶、緑茶にはカフェインとタンニンという成分が含まれており、赤ちゃんが母乳を通じて摂取してしまうと、興奮して眠れなくなるという現象が起きてしまいます。牛乳も避けたほうがよい飲み物です。
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