体も脳も未発達な赤ちゃんは、生後2カ月ぐらいから笑うといった意思表示を覚えますが、最初は泣くといった行動しかとれません。泣くことで、自分は今どういう状況でどういった感情でいるかということを教えてくれているのですが、解消してあげるにはさまざまなことを試さなければいけません。
何をしても泣きやんでくれない、何が原因かわからない、そういった悩みを抱えているママやパパの悩みを解消するために、今回は赤ちゃんが泣きやむあやし方や寝かしつけのコツについてご紹介します。
赤ちゃんをあやす前に確認すること
不快を感じていないか
まず、泣き始めたらおむつが汚れていないか、おなかはすいていないか、赤ちゃんが着ている服などが原因で、痛がったりかゆがったりしていないかを確認します。おむつが汚れていればおむつを替えて、それでも泣きやまない場合はおなかが減っている可能性もあります。大抵の場合、おなかがいっぱいになれば赤ちゃんは自然と眠くなります。
空調は快適かどうか
部屋の温度が適温であるかどうかを確認し、赤ちゃんを見て汗をかいたりして暑がったりしていないか、気温が極端に低かったりしていないかなどを確認しましょう。
赤ちゃんと接する時間
育児と家事に追われているママは、時には家事にかかりっきりになってしまって、赤ちゃんのことを気にかけてはいても、赤ちゃんと触れ合わない時間が短くなってしまうことがあると思います。
そういった時間が赤ちゃんにとって短いと感じると、ママに甘えたいという気持ちから泣き出すことがあります。家事の合間でもいいのでこまめに赤ちゃんを抱っこしたり、スキンシップをしたりして赤ちゃんを安心させてあげてください。
泣き方にいつもと異変を感じないか
泣き出してからあやさなきゃと焦る前に、いつもと泣き方が違うかどうかも確認してください。いつもと違う泣き方をしている場合、病気の可能性があるので、泣き方はしっかりと観察することが大切です。
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泣きやむあやし方・寝かしつけのコツ
イライラしない
泣きやまないことから焦ってイライラしてしまって笑顔であやすことを忘れていませんか?赤ちゃんはママやパパの表情に敏感に反応します。赤ちゃんと接するときは笑顔でいることを心がけましょう。
気分転換に外に出る
ずっと同じ環境で横になっている赤ちゃんも飽きてしまってぐずることがあります。そういったときは窓を開けたり、気分転換をさせるために外に出て風や太陽の光にあたったりさせてみましょう。その際、短時間の散歩でもしっかりと季節に応じた服装に気を付けることが大切です。
いろいろな音を聞かせる
赤ちゃんはおなかの中にいるときから、さまざまな音を聞くことができます。そのためおなかの中のいるときに聞いていた音に似ている音を聞くと安心するとされています。赤ちゃんが実際におなかの中で聞いていた音に似ている音は下記のようなものがあります。
- スーパーのビニール袋がこすれる音
- ドライヤーの音
- 掃除機をかける音
- テレビの砂嵐の音
- シャワーなどの水が流れる音
上記の他にも、赤ちゃんがおなかの中にいたときに聞かせていた歌なども聞かせてみると良いでしょう。音が出るおもちゃなどであやすのも効果的です。
抱き方を変えてみる
基本的にママが抱っこしていることが多い場合は、パパに抱っこさせてみることでいつもと違った感覚に気づき、泣きやむことがあります。また、横抱きで普段抱っこしているのなら、縦抱きに挑戦してみたり、縦抱きにしてからまた横抱きになおしてみたりといったことをすることで、いつもと違った景色が見えることから泣きやむことがあります。抱っこする際は、おくるみやタオルなどでくるむとおなかにいたときの感覚を思い出すため寝かしつけのときにはおすすめです。
絵本を読む
まだ、はっきりと目が見えていない時期の赤ちゃんでも、色がはっきりした絵本を選ぶことで赤ちゃんでもわかりやすいです。話しかける代わりにでも良いですし、赤ちゃんの気を引くにも効果的な方法です。
ベビーマッサージをする
大人がマッサージを受け気持ち良くなって眠くなるのと同じで、赤ちゃんに施すベビーマッサージにも赤ちゃんの機嫌をよくする効果があるとされています。ベビーオイルで優しく手足やおなかをなでられるだけで赤ちゃんもリラックスし、よく眠ることができるようになるため夜泣きに悩むママにおすすめです。
くすぐる
赤ちゃんには触ると笑うツボがあり、おなかから下の方に集中しているとされています。指で軽くツンツンとつついたり、太ももの内側や足の付け根を手で優しくさすったりすることでさっきまで泣いていたのにすっかり機嫌をよくして笑顔になり笑い出しますよ。
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目を奪われることをする
赤ちゃんのあやし方で代表的な「いないいないばぁ」ですが、2歳ぐらいまでは「いないいないばぁ」をするだけで喜ぶとされています。コツは目を合わせること、笑顔を見せることです。その他には、赤ちゃんの目の前で大きな動作を取りいれた踊りをしたり、鏡を見せたりと、赤ちゃんの目を奪うことで泣きやみやすいとされています。
睡眠リズムのための環境作り
眠りにつきやすい環境を赤ちゃんのために整えてあげることで、夜寝つきやすくなるとされています。夜には部屋の光やテレビの音を控えめにしたり、夜間授乳もできるだけ暗い環境下で行ったり、朝には光を浴びさせるなどすることで睡眠リズムを覚えるようになります。
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