休職するときのマナー
赤ちゃんの命、自分の身体を守るために休職せざるを得ないわけですが、まだまだ世間は妊娠した女性に厳しいです。「これは認められた権利です」と声高に主張して非難されれば、精神的ストレスがたまるだけでいいことはありません。常識の範囲内で気配りをして、心置きなく休養しましょう。
一緒に働く人へ連絡を
急なお休みは、一緒に働く人にはどうしても負担をかけてしまいます。こうした急な欠員に対応できる体制を整えておくのが経営者の仕事なのですが、中小企業ではそこまでの期待はできません。欠員補充に関しては上司にいってもらうとして、同僚には「何かあったら連絡をください」と申し出ておくとよいでしょう。
ほとんどの常識的な人は、休養中の人にわざわざ連絡をとったりしません。ただ、本当に困ったときやわからないことがあったときに連絡できる状況にあると、助かります。休む側としても、復帰するときにすっかり浦島太郎状態ではやりにくいものです。休んでいる間も、上司には定期的に連絡をいれましょう。
あいさつのタイミングは?
休職することになった場合、あいさつのタイミングは早いほうがいいでしょう。体調が悪くて休むのですから、わざわざ会社に行ってあいさつすることはありません。急な休職のおわびと復帰の予定を書いたメッセージを添えて、菓子折りを送っておけば十分です。部署当てに送っておけば、受け取った人が処理してくれるはずです。電話を1本いれておくとより印象はよいと思います。妊娠は病気ではないという人もいますが、会社や同僚に悪いと思わず、まずはしっかり休むことが大切です。
おわりに
真面目で一生懸命な人ほど、会社を休むことに罪悪感を抱きがちです。でも、おなかの赤ちゃんを守れるのは自分しかいません。ひとりひとりが声をあげ、自分自身を大切にすることで、社会全体が子育て世代に寛容な社会へと変わっていきます。つわりがつらいときは、周囲に助けを求めてしっかり休養をとってくださいね。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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