【10の姿】親として「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をイメージしていますか

10の姿
就学前の子どもにむけた幼児教育のなかで、あらたなキーワードになるのが「10の姿」です。これは、幼児期の終わりまでに育ってほしい子どもの姿をイメージしたもので、幼稚園・保育所における活動の指針になっています。家庭でも考えたい子どもの「10の姿」について、まとめました。

小学校から先の教育につながる「10の姿」

子どもの主体性
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」は、新しい幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領のなかで共通のポイントになっているものです。それぞれの現場の幼児教育に、より整合性を持たせ、小学校から先の教育につなげていこうという意図があります。

5歳半ごろまでに育ってほしい10項目

幼児期の終わりとは、およそ学齢期前の5歳半ごろのイメージです。10項目は、

10の姿イラスト
となっています。こうして項目立てされると「難しい」と感じる方もいるかもしれません。しかし、お友達の気持ちを思いやって協力したり、自分の気持ちを言葉にして伝えたり、楽しく過ごすためには規則を守らなければいけないな、とわかってきたり、人として社会生活を営んでいく基礎となる人間性を育むというイメージでとらえてみてください。

学びに向かう力・人間性を育む

「10の姿」は達成目標ではなく、どのような方向性を持って子どもたちを育てていくか、といった指針です。幼児期の終わりに、「10の姿」を完璧に体現できるような子どもはいません。幼児期にもっとも大切なのは、学びに向かう力や人間性を育むことです。いろいろなことに興味を持ち、人と関わる楽しさを知り、人や社会でよりよく生きていきたいという意欲を持つことが、将来の学びにつながっていきます。幼児のうちから、知識や技能を習得することを重視しているわけではありません。

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「10の姿」はどのように作られるのか

外遊び
自分のことを自信を持ってやり遂げようとする自立心や、ものごとの善悪を感じる道徳性、自分の心と頭を使って考える思考力など、親としてはどのように教えたらいいのか悩む項目もありますね。子どもの「10の姿」はどのようにして育まれていくのでしょうか。

子どもの学びは「あそび」から

子どもが一番熱心に取り組む活動は、「あそび」です。子どもの学びはすべて「あそび」のなかにあります。お片付けや歯磨きを嫌う子どもに、あそびの延長のような誘いかけをしているお父さんやお母さんも多いでしょう。子どもは、将来のために努力したり、我慢したりするのは苦手です。でも、いまを楽しくあそぶためには、さまざまなことを考え、工夫し、時には我慢することもいといません。あそぶのはひとりでも友達と一緒でもよいのですが、自発的であることが大切です。大人から見るとなにが楽しいのかわからないようなことでも、子どもは自発的なあそびのなかでいろいろな感覚を楽しんでいます。

生の体験が感性を磨く

現代社会においては、メディアの発達は著しく、子どもたちは映像文化に慣れ親しんでいます。テレビやパソコンの画面で繰り広げられる楽しい映像は、限られた時間や資源のなかで多くのものを与えてくれます。しかし、子どもの感性を磨くのにもっともよいものは、生の体験です。どれだけ美しい海の映像を見ても、浜辺に近づくにつれ濃くなる潮の香りを感じることはできません。五感をフルに動かして世界を感じることが、子どもの感性を磨く鍵です。また、美しいもの、気持ちのいいものだけを見て感じることがよいとは限りません。そして特別な経験だけが価値あるものでもありません。雨のなか傘をさして散歩に行き、泥だらけになるといったごく普通の生の体験が、子どもの心を動かし、育んでいきます。

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2歳差で生まれた娘と息子はすでに高校生。子育ても一段落したと思いきや、思春期の悩みに付き合わされている40代後半の働くお母さんです。保育の現場で子ども達に癒やされながら日々勉強中。しかし子育てには、教員免許もたいして役に立たず。それよりも、演劇部で鍛えた妄想力と演技力の方が役に立ったような気がします。「子どもの主食はあそび」の信念で、とにかく楽しく、子どもの人権を尊重した育児が理想。あくまで、理想・・・。

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