妊娠中は運動不足に陥りやすかったり、ストレスを感じたりしがちですよね。そんな状況を、妊婦さんでもできるゆったりしたダンスを楽しみながら解消してみてはどうでしょうか?最近では、マタニティ・フラやマタニティ・ベリーダンスなど、妊婦さん向けにアレンジされたダンスが注目され、人気を集めていますので紹介します。
妊娠中にダンスがおすすめな理由とは
妊娠中に適度な運動をすることは、体重増加を抑え、ストレスを軽減し、出産に向けての体力をつけるために大切なことです。でもマタニティビクスやスイミングなどはハードで続けるのが大変と思うかもしれません。そんな人には楽しく続けられるダンスがおすすめです。
おすすめ1:音楽に乗り、ゆったり踊ってリフレッシュ
広く行われているマタニティ・エクササイズには、エアロビクスやストレッチ、スイミングなどがありますが、スポーツが好きではない人にとっては続けるのが苦痛になることもあります。その点、フラやベリーダンスでは、民族音楽に合わせてゆったりと踊ることで、他のエクササイズにはない楽しさや高揚感が得られます。またおなかの赤ちゃんを感じながら踊ることで幸福感を得ることもできるでしょう。
おすすめ2:骨盤を意識した動きで安産を目指す
マタニティ・フラとベリーダンスに共通した特徴として、骨盤のゆがみが矯正されたり、骨盤回りの筋肉が鍛えられたりする効果も期待できます。骨盤周辺が安定することで安産になりやすく、ママだけでなく赤ちゃんにもよい影響が期待できるでしょう。また腰回りの血流がよくなることで、妊婦さんが悩まされがちな腰痛の予防や改善にもつながります。
おすすめ3:たくさんの人と一緒に踊れる楽しさがある
産婦人科の教室やダンススタジオなどで、他の妊婦さんたちと一緒に踊ることにより連帯感が生まれ、友達が増えるなど、核家族化が進んだ現代の妊婦さんが陥りがちな孤独感を解消できます。また妊娠中にダンスの楽しさに目覚め、出産後も趣味としてダンスを続ける人も多いようです。日常のストレスを発散できる趣味を持てれば、生活にハリが生まれますよね。
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マタニティ・フラについて知りたい
それではマタニティ・フラとは一体どんなものなのでしょうか?ハワイの伝統的なダンスとして有名なフラですが、マタニティ・フラの特徴、どんなメリットがあるのか、どうすれば始められるのかなど、詳細について紹介します。
マタニティ・フラの大きな特徴とは?
そもそもフラとは、ハワイの人々が自然の恵みへの感謝や喜びを体で表現し、神にささげていたダンスのことです。まさに自然からの授かりものである赤ちゃんを宿した女性が踊るのにふさわしいダンスといえます。フラ自体が他のダンスよりもゆったりとしていますが、マタニティ・フラはさらにゆったりと踊りやすくアレンジされています。
マタニティ・フラのメリットとは?
マタニティ・フラの身体的メリットとして、肩こりの解消、血行促進、むくみや便秘の解消、腰痛の予防や緩和、骨盤を鍛えることによる下半身の引き締め効果などがあげられます。また精神的メリットとしては、ハワイアン・ミュージックによるいやし効果、感謝の心や愛情、前向きな精神を感じることができる、などがあります。
マタニティ・フラを始めるには?
日本初のマタニティ・フラ教室は2004年に大阪の北野産婦人科で開講されました。現在では、全国各地にマタニティ・フラを取り入れている産婦人科が増えていますので、お近くの病院でも開催されていないか探してみましょう。また、妊婦さんも受け入れてもらえる一般のフラ教室、カルチャーセンターやお近くのコミュニティセンターなどで開講されている教室で学ぶこともできます。
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3匹の猫と紅茶とフィギュアスケートを愛しています。
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