喉に違和感がある場合は放置しない
浅く刺さった魚の骨は自然に取れることも少なくありません。2~3日様子をみて、いつもと変わらなければ大丈夫でしょう。その一方で、深くまで刺さってしまい、取り出しにくくなる場合があります。
魚の骨が刺さってひどくなると起こる症状
扁桃(へんとう)に刺さった場合、痛み以外にひどい症状がでることは少ないですが、熱がでることもあるようです。その一方で、食道の入り口に刺さった場合は、特に注意が必要です。骨が深く刺さってしまうと、炎症を起こしたり、ほかの臓器を傷つけたりしまうこともあります。また、炎症を起こして腫れあがってしまうと、食事をするときに傷む、呼吸が苦しくなることもあるようです。ひどい症状がなくても、子どもが喉周辺を気にしているのなら、骨が刺さっている可能性があります。ひどくなる前に、対処すると安心です。
おわりに
魚の骨が喉へ刺さると、簡単に取れないこともあります。その状況は、避けたいものです。子どもへ魚を出す場合は、骨をできるだけ取りのぞきましょう。また、食べるスピードが速くなると、かむ回数が少なくなり、骨が口の中へ入っても気が付かないことがあります。子どもへゆっくりと食べることを伝えることも大切です。
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30代後半。夫、5歳の息子の3人家族。管理栄養士。食べ物が好きで、美味しいものには目がありません。「ごはんまだ?」の声を聞きながら、毎日ドタバタして過ごしています。好きな言葉は、時短、節約、シンプルです。
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