赤ちゃんのために浄水器を使うならどのタイプ?
赤ちゃんに安全なお水をあげるために浄水器を設置するなら、もっとも便利なのはどのタイプでしょうか?浄水器の設置場所や形状から、タイプ別に見ていきましょう。それぞれ特徴がありますので、ご自宅に合ったものを探してくださいね。
場所を取らないポット型浄水器
その名の通り、ポットの形をした浄水器です。これは水道と接続するのではなく、ろ過装置付きのポットとして独立して使用します。一度にろ過できる量に限りがある反面、冷蔵庫にそのまま入れられて冷やせること、シンク周りで場所を取らないというメリットがあります。比較的安価ですし、赤ちゃんのミルク用だけに浄水を使おうと思っているなら、これで十分でしょう。ただし、デメリットでご紹介したように保存はできないので、その都度ろ過する時間が必要となります。
蛇口の先端に直接つける浄水器
こちらはシンクの蛇口先端に取り付ける、コンパクトな浄水器です。蛇口から出るお水が浄水になるので、1度あたりの量に制限なく使うことができます。ただ、ろ過に少々時間がかかるため、水道水のような勢いで浄水が出てくるわけではありません。また浄水が必要ないときも蛇口に取り付けたままになるため、水道の先端からシンクまでの高さがないキッチンの場合は、食器洗いなどをするとき邪魔になる可能性があります。
アンダーシンクタイプの浄水器
蛇口ではなく、シンク下の配管につなげて設置するタイプの浄水器です。蛇口に取り付けるものと同じく水道から直接使える上に、蛇口周りがスッキリします。また蛇口につけるものよりもろ過能力が大きく、カートリッジ寿命も1年〜と長いので交換の手間が少なく済むこともメリットです。一方、デメリットは取り付け工事が必要なことと、本体の価格が高いことでしょう。工事費もかかるので、他のタイプよりも初期費用がかさみます。
おわりに
大切なわが子の口に入るお水。まだ食事ができない時期には、なおさら重要なものです。今回はお水の安全性から、浄水器の特徴までいろいろとご紹介しました。家族の健やかな暮らしのため、また赤ちゃんにとって少しでも安全なお水を与えるため、コストと相談しながら家庭に合ったものを見つけてくださいね!
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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