胎児教育をするときに気をつけたいこと
胎児教育に興味を持つママは、子ども思いで教育熱心なママでしょう。子育てに一生懸命になることはいいことですが、やり過ぎてしまうとよくありません。
最後は、胎児教育をするときに気をつけたいことについてお話しします。胎児教育を始めてみたけれど「ちょっと疲れちゃった」と思ったときには、ぜひ思い出してみてください。
胎児の動きに一喜一憂しない
胎児が大きくなってくると、胎児の動きを胎動として感じるようになります。胎児教育をしているときに胎動を感じると「こたえてくれた! 」とうれしくなるものです。しかし、ママの思い通りに胎児がこたえてくれることは少ないかもしれません。ママが絵本を読んでも反応がない日もあれば、なにもしていないのに胎動が激しい日もあります。胎児の動きの意味をいちいち胎児教育と結びつけていると大変です。反応がないときには「寝ているのかな」くらいに思って気長に続けてみましょう。
お金をかけ過ぎない
胎児教育に関する本や通信教育がたくさん販売されています。「教育のためならお金に糸目はつけない」と思って高額な教材を買ってしまうママもいるようです。しかし、子どもが生まれてからお金がかかり、大きくなればさらに高額な教育費が必要になります。胎児教育は、お金をかけず手間をかければいいのです。同じ絵本を繰り返し読むことも立派な胎児教育になります。
「やらないといけない」と自分を追いつめない
胎児教育は、絶対に「やらなければいけないこと」ではありません。真面目なママほど「やらないといけない」と自分を追いつめてしまいます。胎児教育を1日休んだだけでも罪悪感を持ってしまい「ダメなママ」と落ち込んでしまう人もいるようです。胎児教育の目的は「胎児のプラスになることをやる」でしょう。妊娠中は、食べることも休むことも胎児のプラスになることなのです。ママが疲れたときには休むことを優先しましょう。
おわりに
胎児教育は、胎児の脳の発達に影響を与えるという人もいます。しかし、元気な赤ちゃんを産むためには、母体が心身ともに元気でいることが一番大切です。あまり頑張り過ぎず、ママにとっても楽しい思い出になるような胎児教育を目指しましょう。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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