初産の平均年齢っていくつ?時代とともに変化していく初産の年齢

初産平均年齢の推移
近年、女性の社会進出や価値観の多様性などによって、高齢出産を経験する女性もめずらしくない世の中になりました。ここでは、現代の初産の平均年齢や時代とともに変化する初産の背景について、ご紹介します。

女性の初産の年齢はどうなっている?

初産の平均年齢グラフ
1993年以前では、女性の高齢出産は30歳以上だとされていましたが、それ以降は35歳以上の初産の女性が高齢出産だという定義に変更されました。この背景には、諸外国が35歳以上を高齢出産としているケースの割合が多いことと、30歳以上の初産の女性が、妊婦の1割を超えたことが挙げられるといわれています。

昭和50年(1975年)時の女性の初産年齢は?

昭和50年の厚生労働省のデータを見てみると、初産の年齢が平均で25・7歳だったという報告がなされています。この当時は、現代より女性の社会進出も少なく、女性は結婚して子どもを産み、育児や家事に励み、男性は外で仕事をし、家庭を支えるという風潮がありました。結婚は「するもの」というよりも、「しなければならないもの」という義務感を残した時代だったのかもしれません。もちろん、高齢出産といわれた30歳未満で初産を迎える女性が一般的だったことが分かります。

平成27年(2015年)時の女性の初産年齢は?

一方、平成に入り、バブルがはじけると同時に、初産の平均年齢がぐっと上がります。それ以前は、20代をキープしていましたが、平成23年に30歳を超え、平成27年時の初産の平均年齢は、30・7歳と上昇しています。この背景には、女性の社会進出の増加や結婚は義務だという考え方の変化などが影響しているといわれています。初産の女性の年齢が30歳以上になった現代では、35歳以上で高齢出産をする女性もめずらしくはなくなりました。

約40年の間で、女性の初産率は上昇

昭和50年から平成27年の約40年の間で、女性の初産率は25・7歳から30・7歳へと5歳も上昇しています。これには、もちろん社会構造や意識の変化なども影響しているとされていますが、医療技術の進歩も一役買っていると言えるでしょう。昭和50年では一般的ではなかった不妊治療や産後のケアの高さなども相成って、たとえ年齢が上がっても、出産できるという選択肢が広がったようにも思います。

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女性の初産年齢が上昇した背景とは

働く女性
平成27年(2015年)の女性の初産年齢の平均は、30・7歳。前の年の平成26年(2014年)時は、30・6歳というデータも示されています。この数値から予測すると、今後も初産年齢は上昇すると考えられます。女性の初産年齢が上昇した背景について、具体的に見ていきましょう。

女性の社会進出が大幅に進んだため

女性の社会進出が進み、仕事でキャリアを積み重ねて行くためには、ある程度の期間を仕事に費やすことになります。また、キャリア半ばで出産をすることになれば、キャリアプランをいったん中断させなければならないという問題も生じてきます。特に、昭和50年の初産平均年齢であった25・7歳の時期を現代と置き換えてみると「就職して日も浅く、数多くの仕事を覚え、こなしていかなければならない時期」でもあると言えるでしょう。そのため、20代でキャリアの基礎をかためた後、結婚や出産を考える女性も多くなっています。

育児費用などの上昇が原因している

女性の社会進出とともに、共働き世帯も増え、たとえ子どもを持っても、預かってくれる場所が必要となります。それには、保育料が必須です。また、現代では教育費も上昇していることから、子ども一人に数多くの出費がともなう時代になっているとも言えるでしょう。さらに、厚生労働省の「平成27年、国民生活基礎調査の概況」によると、子育てをしながら夫婦で共働きをしている世帯の収入は上昇していないにもかかわらず、教育費は上昇しているという結果も報告されています。この結果、もう少しキャリアを積み重ね、余裕ができた後に出産をするという家庭も増加しているといわれています。

出産が必須ではないという価値観の変化

数十年前までは、女性は家庭に入り、子どもを持つことが幸せだという価値観がありました。もちろん、愛する人と結婚し、子どもを産むことは、現代の女性にとっても大切な夢に変わりはありません。しかし、結婚し、子どもを産むことだけがすべてではないという思いや、結婚しても子どもを持たずに、夫婦のみでの生活を送るという生き方を選ぶ女性も増えてきました。つまり、価値観に多様性が生まれ、出産が必須ではないという考え方も選択肢のひとつになったと言えます。

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