いつから始める?スリープトレーニング
スリープトレーニングは、本来いつから始めるのが良いのでしょうか?スリープトレーニングは、寝かしつけに苦労し始めるくらいのタイミングからでも良いとされていますが、早ければ早い方が良いということでもないようです。以下に、スリープトレーニングを始めるべきタイミングについて、お伝えします。
アメリカでは生まれたてからスリープトレーニング
スリープトレーニングの本場であるアメリカでは、生まれたての段階からスリープトレーニングを行うケースもあります。ただし、アメリカ国内でも医師からのアドバイスとしては、生後半年頃以降からスリープトレーニングを始めるのが良いとされています。そのため、アメリカで一般的にスリープトレーニングを実施している家庭でも、生後半年くらいからスタートするケースが多いようです。日本と比べると、生まれたての時期からスリ―プトレーニングを行っていると言えます。
生後半年頃からはじめてみるのもあり?
日本国内では、スリープトレーニングを始めるべきタイミングが統一されているわけではありません。アドバイザーや専門家によって意見の分かれるところでもあることから、一つの目安として海外でも推奨される時期である、生後半年頃から始めてみるのも良いのでしょう。ただし赤ちゃんの状況を見ながら、まずは緩やかなスリープトレーニングから始めてみるというのも、一つの方法です。
海外文化がもたらすスリープトレーニングの恩恵とは
日本には、スリープトレーニングという概念はかつて存在しませんでした。なぜなら、スリープトレーニングの大きな要素である「親子別室就寝」という文化の前提が日本にはないからです。しかし、海外の文化がもたらすスリープトレーニングの恩恵は、日本の赤ちゃんとパパやママにもメリットのあるものだと言えそうです。赤ちゃんの様子を見ながらという条件が付きますが、チャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか?
おわりに
スリープトレーニングは、海外から入ってきた赤ちゃんの就寝トレーニングの方法です。さまざまな方法がありますが、まずは赤ちゃんがより深く睡眠を取れるように、そしてパパやママもある程度、睡眠が確保できるようにという目的で取り組んでみると良いでしょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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