「子ども食堂」が存在する意義とは
なぜ今子ども食堂が増えているのでしょうか?そこにはさまざまな理由があり、理想があり、願いが込められているようです。地域ぐるみで子どもたちを守り、あたたかい社会をつくるきっかけになっていくのかもしれません。
貧困家庭の子どもばかりを集める場所ではない
子ども食堂に来るのは貧困家庭の子どもばかりではなく、子どもだけでもありません。小さな子どもから年配の人たちまでが、自由に集まれる場所です。大切なのは、子どもが1人きりでご飯を食べなければいけない孤食を防ぐことや、さまざまな価値観に触れること、食堂のにぎやかであたたかな雰囲気の中で「だんらん」を味わうことなのです。
子どもたちの居場所をつくりたい
ご飯を食べたいと思った時、子どもが1人でも入りやすいお店はほとんどありません。地域の中で子どもが1人で行ける場所も少ないでしょう。自分の居場所を家や学校に見付けられない子どもは、世の中を居心地が悪いと思ってしまいがちです。そんな子どもたちのための居場所をつくってあげたい、1人でも安心して来られる場所にしてあげたい、そんな願いが込められているのが子ども食堂です。
地域の人たちと交流する場にできれば
食事を済ませた後は、その日食堂に来ているさまざまな人たちと、遊んだり勉強を教えてもらったり。母親や父親は、先輩に子育ての悩みを聞いてもらったりアドバイスをもらったり。年代や国籍も関係なく、たくさんの人たちの居場所になり、たくさんの人たちと触れあえる、子ども食堂は多世代の交流の場所になることを理想としています。
おわりに
「子ども食堂」は、子どもでも大人でも、そこを訪れるすべての人たちを歓迎してくれます。いつでもありのままの自分を受け入れてくれる、安心してお店に入ることができる、そんなあたたかい場所が今後も増えていくのではないでしょうか?
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12歳サッカー小僧とうさぎ×2とハムスター×1のママです。毎日もふもふ癒されています。
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