考えさせる育児に変える
赤ちゃんや園児は手がかかることが多く、「今日は電車に乗るから、車内では静かにね」と注意をすることがあります。このように、こうしなければだめと教えるのではなく、「電車に乗るけど、注意しなければいけないことは何?」と、Yes・Noでは答えられない質問をするように心がけましょう。子どもの道徳を育てることにもなります。
サポートに徹する
子どもがケガをしないように手を引いていた園児の育児から、子どもに考えさせ、子どもが対処しきれないところをサポートする育児に変えていきましょう。学童になるとたくさんのことを考えているので、今までのようにすべて親が行ってしまうと「なぜだろう」という疑問だけが残ってしまうことも。学童になったら親はサポートに徹することが大切です。
待つことも大切
子どもが悩んでいるときに助けてあげたくなりますが、子どもが答えを出すまで待つことも大切です。答えを与えてしまうと、これからも正解を欲しがってしまうので、子どもの内面的な成長を止めないためにも待つようにしましょう。そして、答えを出したらそれを一緒に考えてあげることも大切です。
おわりに
園児から学童に変わり、子どもの成長が見えにくくなって戸惑ってしまうこともあるかもしれません。しかし、毎日しっかりと子どもを見つめ、子どもを信じてあげることが、なによりも大切です。今回ご紹介した五つのポイントを押さえて、子育ての見直しを行ってみましょう。
ピックアップ
20代後半。家族構成は妹と妹の息子です。大学卒業後機械メーカー勤務、その後ライターになるために脱サラ。現在は塾講師とライターで生活しています。教員免許中学・高校 数学理科を取得。子どもが自ら考えて成長できる場を作っていきたいと考えています。
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