一升餅のお祝いが終わった後にすること
一升餅のお祝いは、1歳になった子どもに一升餅を背負わせて終わりではありません。実はその後にすることもあります。一升餅のお祝いの後にすることも、地方によって異なりますが、ここでは一般的なものをご紹介します。
一升餅のお祝いで使った餅は皆で食べる
一升餅のお祝いで使った餅は当然食べることができます。通常、一升餅のお祝いには親戚一同が集まっていることが多いので、その場で切って皆で食べます。今はあらかじめ小分けになった一升餅もあるので、その場合は調理も簡単です。また、子どもの名前や「寿」などの字を一升餅に書いてある場合は、その部分を切らないようにあらかじめ水などで消してから、切るようにします。近所の人に配ったり、お祝いに来られなかった親戚の人に送ったりする場合もあります。
一升餅のお祝いの後には選び取りをする
一升餅のお祝いの後にすることで一般的になりつつあるのが、選び取りです。これは一種の占いのようなもので、赤ちゃんの前の少し離れたところに品物を置き、その選んだもので赤ちゃんの将来の職業や才能などを占うものです。品物は何にしないといけないか決まっているわけではありません。ただし、お金持ちになるようにとお金を用意したり、勉学に励むように鉛筆やノートを用意したりと、意味のあるものを選びましょう。また、普段のお気に入りのものを並べてしまうと、その品物のところに寄っていってしまうので、普段使っているもの以外の品物を並べるのをおすすめします。
おわりに
一升餅は、風呂敷などに入れて赤ちゃんの背中に背負わせる1歳のお祝いです。他のお祝いと同様、一升餅のお祝いもその子にとって1度きりの大事なものです。きちんとお祝いするためにも、お祝いの手順を調べ、事前の準備をしっかりと行いましょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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