絶対はまる!?子どもに大人気の児童書「おしり探偵」

読書で笑う
世間では、若者の活字離れが話題になり、「最近の若い人は本や新聞を読まない」などといわれていますが、小学生の間では人気の児童書があります。その名も「おしり探偵」シリーズ。ちょっと笑ってしまうようなネーミングと、ポップなキャラクターが子どもたちに受けています。今回は、おしり探偵の人気の秘密を探ってみましょう。

子どもに大人気「おしり探偵」って何?

読書する子どもたち
「おしり探偵」とは、子どもに人気の絵本・児童書のシリーズです。あの「かいけつゾロリ」でおなじみのポプラ社が出版しています。作者はトロルというペンネームでユニットを組んでいる、田中陽子さんと深澤将秀さん。深澤さんが作画を担当しています。

絵本から始まった人気シリーズ

「おしり探偵」のデビュー作は、2012年に刊行された絵本です。幼稚園に通う4~6歳くらいの子どもたちに向けて描かれたこの絵本の主人公は、おしりにそっくりな顔をした「おしり探偵」です。助手のブラウンくんと一緒に、あらゆる事件を解決します。「見た目もすいりもエクセレント!!おしりたんていがどんなじけんもププッとかいけついたします」というキャッチコピー通り、大活躍。絵本の人気を受けて、2015年に小学生向けの児童書シリーズが出版されました。小学生向けのシリーズはページ数も増え、ストーリー性が濃くなり、よりパワーアップしています。

スマホアプリからアニメまでメディアミックス

人気の本なので、図書館では常に貸し出し状態。あまり本屋さんへ行く機会がない方は、目にする機会が少なかったかもしれません。しかし!2018年5月NHKにて期間限定でアニメ化され、2019年12月からはレギュラー放送されています。おしり探偵のオフィシャルサイトでは予告編動画などを見ることができます。動くおしり探偵はとってもキュート。ぜひ一度、お子さんと一緒に見てくださいね。おしり探偵には、スマホのアプリもあります。お出掛けの際、電車の待ち時間などに利用するといいかもしれません。おしり探偵は、お弁当箱やぬいぐるみ、ガチャポンのフィギュアにもなっています。人気のほどがうかがえますね。

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児童書「おしり探偵」人気の秘密とは?

学校の休み時間
おしり探偵が、そこまで人気になっている背景には何があるのでしょう?そこには、最近話題になった「うんこドリル」に通じるものがあります。また、息の長いゆるキャラブームや、デジタル世代の子どもたちにささる面白さが大人気の理由になっているようです。

フロイトが提唱する「肛門期」

子どもは、「うんこ」「おしり」「おなら」など、ちょっと下品な言葉が大好きです。18世紀の精神医学者であるフロイトによれば、人間の性的欲望(リビドー)は子どもの頃から存在し、成長に応じて形を変えて表出します。2~3歳頃の排せつに興味が出てくる時期を「肛門期」といい、子どもは排せつにまつわる言葉や行為を面白がるようになります。

男の子は5~6歳頃の「男根期」を経て、小学生の学童期には一時的にリビドーは潜在化して落ち着きます。知的な好奇心や欲求の方が、肉体的欲求を上回るのです。しかし、欲求自体はなくなったわけではなく、潜在化していますので、おしり探偵に出てくるおならのシーンや、見た目がおしりそのものという造形に面白みを感じ、人気が出ているのだと考えられます。

子どもを飽きさせない展開

本を手に取るとわかりますが、おしり探偵の児童書は「横書き」です。紙媒体の本を多く読んできた人間にとっては驚きですが、電子媒体では横書きの文章は当たり前ですね。子どもにとっても、横書きの文章はなじみやすいものだと思います。また、どのページもフルカラーで、とてもポップな印象を受けます。ページをめくるのが楽しくなりますね。

構成は、大きな謎を追う過程でいくつもの小さな謎を解いていくという入れ子形式になっていて、読者を飽きさせません。ゲーム「レイトン教授」のシリーズに似てる!といった感想も聞きました。どんどん新しい謎が出てくる展開は、子どもを飽きさせません。1冊の中にふたつの事件簿が収録されていて、お得感もありますよ。

決めゼリフが面白い!

おしり探偵には、事件解決のときに発する決めゼリフがあります。彼は、「失礼こかせていただきます」と紳士的に宣言したあと、口元?から「ぶっふぉ~」とおならのような黄色い気体を吹き出し、犯人の気力をすべて奪ってしまうのです。あまりの臭さにもん絶した犯人は、抵抗する元気もなく犯行を自供。このシュールな展開とお約束の安心感がおしり探偵の魅力だといえるでしょう。彼は常に丁寧な言葉を使っていて、身だしなみもばっちり。まさしくジェントルなので、下ネタにも嫌みがありません。そこがお母さんにも安心して受け入れられるポイントになっているようです。

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2歳差で生まれた娘と息子はすでに高校生。子育ても一段落したと思いきや、思春期の悩みに付き合わされている40代後半の働くお母さんです。保育の現場で子ども達に癒やされながら日々勉強中。しかし子育てには、教員免許もたいして役に立たず。それよりも、演劇部で鍛えた妄想力と演技力の方が役に立ったような気がします。「子どもの主食はあそび」の信念で、とにかく楽しく、子どもの人権を尊重した育児が理想。あくまで、理想・・・。

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