1歳児がぐっすり眠るには運動も大切
睡眠の質を高めてぐっすり眠るためには、スムーズに眠りに入ることと同時に、起床時のすこやかな目覚めがバランスよく機能することも必要です。睡眠を促すメラトニンに対して、朝の目覚めをサポートするのが脳内物質の「セロトニン」です。
実は、セロトニンこそがメラトニンの原料となる物質なのです。朝の太陽光を浴びることで、セロトニンが分泌されます。それが体の中で時間をかけてメラトニンに変化していくのです。
このように、睡眠と覚醒のバランスを良好に保つ源となるのが体内のセロトニンであり、セロトニンを増やすことが睡眠の質を高めてくれるのです。増やす方法は、まず午前中に太陽の光を浴びることが最も有効で、日中のリズミカルな運動も増加を促します。
1歳児はひとり歩きを始める頃ですから、運動としては、簡単なダンスや足踏み運動などがあります。親が手拍子をしたり、音楽と一緒に動いたりと、リズムに合わせて運動することがポイントです。こうしたリズム運動は大人にも有効ですから、子どもと一緒にリズム運動を楽しむことで、睡眠の質を高めることができます。ぜひ実践してみましょう!
おわりに
1歳児のよい眠りのために生活サイクルの調整や配慮は、本人の成長の基礎を作る方策であると同時に、大人の生活習慣を見なおすきっかけにもなります。家族全員が穏やかな気持ちで子どもの眠りを支える幼児期は、大人の心も成長させてくれる大切な期間なのです。そのことを理解し、家族みんなで正しい睡眠サイクルを意識していきましょう。
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