2歳でトイレトレーニングをするメリットとデメリット

トイレットペーパーを丸める子ども

子どもが2歳前後になると、オムツ卒業を意識するママも多いのではないでしょうか。早くオムツが外れてほしいと願う反面、「うちの子にはまだ早すぎるかな」とちゅうちょするなど、タイミングをはかるのが難しいトイレトレーニング。2歳で始めるにはどんな良い点があるのでしょうか?

今回は、2歳でトイレトレーニングをするメリットやデメリットについてご紹介します。

2歳でトイレトレーニングをする三つのメリット

楽しそうな子ども

2歳でトイレトレーニングをするには、大きく分けて三つのメリットがあります。

1.尿意や便意を伝えることができること

2歳児は言葉の数も増え始め、コミュニケーションをしっかりとれるようになる時期です。「おしっこに行きたい」という気持ちも「チー」や「チッチ」などの簡単の言葉で表したりすることができるようになるため、トイレトレーニングを始めるのに適した時期と言えます。

2.トイレに行くことを嫌がらない

個人差はありますが、自我が芽生え始めたばかりの2歳児の段階では、比較的嫌がらずにトイレに行ってくれます。ママが誘うと素直にトイレに座ってくれるため、スムーズにトイレトレーニングを始めることができます。
反対に自我がはっきりする3歳頃になると、トイレに行くことを拒否することがあります。遊びを中断されたくないという欲求や、オムツが外されることへの不安感のため、かたくなにトイレに行くことを拒むことが多くなります。また3歳以後では、子ども自身が失敗したくないという気持ちや、しかられた経験などから、オムツでしかウンチができなかったり、気にしすぎて頻尿になったりするなど、トイレトレーニングそのものをこじらせてしまうケースもあります。

3.幼稚園の入園までに時間の余裕がある

幼稚園によっては、「入園に前にオムツを外しておいてください」と入園説明会などで言われることがあります。その場合、入園が近づいてくるとママも次第に焦りが出てしまいます。ママが焦ってイライラしながらトイレトレーニングをするのはかえって逆効果です。トイレトレーニング中の失敗をしかられると、子どもはトイレに行くこと自体を嫌がるようになり、ますますトイレトレーニングの期間が長引いてしまうこともあります。

幼稚園入園までに十分時間がある2歳の時期だと、ママも心の余裕をもってトイレトレーニングを進めることができるはずです。

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2歳でトイレトレーニングをするデメリット

泣く子ども

2歳でトイレトレーニングをするデメリットは、トレーニングの開始から終了までの時間が長くかかることです。まだ2歳だと自分の尿意や便意をしっかりと認識することが難しく、おしっこをためられる量も少ないため、失敗する回数も多くなります。また2歳では、ズボンやパンツを脱ぐのにも時間がかかるため、それが失敗につながることもあります。

逆に3歳を過ぎていると、ズボンやパンツの着脱もしっかりできるようになっていますし、ママと言葉でのコミュニケーションもきちんとととれるようになります。「トイレでおしっこをすると気持ちいい」といった、トイレに行く意味も理解できるようになるので、遅く始めても結果的には早くトレーニングが終了するということもあります。

まだまだ未発達な部分も多い2歳児でのトイレトレーニングは、「トイレに慣れる」ことから始めて、長い目で見守りながら、ゆっくり進めることが重要です。

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