小学生の成績アップに効果的な七つの生活習慣づけ

学習する女の子

小学生の子どもを持つお父さん・お母さんで、子どもの成績がなかなか上がらないという悩みを持つ方は多いと思います。「勉強しなさい」「早く宿題をやりなさい」と頭ごなしにいうだけでは子どもはますます勉強嫌いになるだけです。ここでは小学生の勉強嫌いを少しでもなくし、成績をアップするための日頃のちょっとした生活習慣付けをご紹介します。

基本的な生活習慣を見直して成績アップ

寝ている女の子
最近では小さな子どもでも、夜更かしや偏った食習慣など大人のような不規則な生活を送ることも珍しくありません。しかし当然ながら、子どもにとって必要な睡眠時間や栄養素の量は大人とは全く違います。小学生の子どもの成績アップを望むなら、まずは家庭での基本的な生活習慣を見直すことが重要です。

1.早寝早起きで適切な睡眠時間を取らせる

子どもの睡眠時間と学力には密接な関係があることがわかっています。理想的な睡眠時間は小学校1~3年生で10時間程度、4~6年生で9時間程度です。ある調査ではテストで成績上位の子の40%は午後9時前に寝ており、深夜過ぎまで起きている子はいませんでした。逆に成績が下位の子には午後9時前に寝る子は1人もおらず、深夜過ぎに寝る子が20%もいました。勉強への集中力や記憶力を高めるために睡眠時間がいかに大切かがよくわかります。

2.毎日きちんと朝食を食べる習慣を付ける

脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖は寝ている間も消費され、朝にはなくなってしまいます。親が朝忙しいから、朝食を食べないからといって子どもを朝食抜きで学校に行かせると、子どもは午前中の授業に集中することができません。忙しくても前夜に準備しておくなど工夫をして、子どもにはしっかり朝食を食べさせ、元気いっぱいで登校させるようにしましょう。

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3.栄養バランスの取れた食事をしっかり楽しく食べる

朝食に限らず、育ち盛りの子どもにとって食べることはとても重要です。必須栄養素の要求量も大人より高いため、バランスの取れた食事を1日3回規則正しく取る必要があります。また共働きなどで一緒に食事を取りにくい家庭も増えていますが、食事を通して家族とのつながりや温かみを感じることは子どもの情緒的安定にも大切なことです。楽しく食事をして健康な心身を発達させることで、勉強への意欲や成績アップも望めます。

4.インターネットやゲーム、スマホの利用は控えめに

睡眠時間とも関係しますが、夜遅くまで起きている子どもの多くがネットやゲーム、スマホなどをいじって過ごしています。ストレスのためか塾や習い事で忙しい子ほど、これらのデジタル機器に依存しやすい傾向があるという報告もあります。本人が望んでいない通塾や習い事は、このような理由で逆に成績を落とす結果になることもあるので注意が必要です。

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