賛否両論? 携帯型ゲームによる影響とは
では、もう一つ、「近視の原因になる」とよく取り上げられているDSやスマホなどの「携帯型ゲーム」についてはどうでしょうか。携帯型ゲームをしていると、ゲームに夢中になるあまり、まばたきの回数が減ったり、目の周りが緊張したりするといわれています。現在の子どもの目が悪くなってきたことには、これらのゲームが関わっているといわれています。
ただ一方で、「携帯型ゲームは、確かに目にはよくない。しかし近視の直接的な要因となっているわけではない」という慎重な見方をしている医師もいます。携帯型ゲームをすると絶対に近視になるというわけではなく、大切なのは、携帯型ゲームとどう付き合うかということにあるのでしょう。眼科医のなかには、「適度な休憩を挟むことが重要。1日のゲームの時間は1時間程度と決めて、半分やったら10分くらい休憩をとるとよい」としている人もいます。
携帯型ゲームゲームは、とても面白くて刺激的です。ゲームを全面的に禁止にしてしまうと、子どももストレスがたまるでしょう。そのため、「1日1時間やってもいいけれど、きちんと休憩をとるようにね」と親が声かけをしていく方がいいと思われます。
ちなみに視力が落ちた場合は、速やかに眼鏡を使用しましょう。眼鏡を早くつけたからといって、視力がまた落ちるということはありません。目が悪いとしかめっつらになったり、無理にピントを合わせようとしたりすることになるので、さらに目が緊張してしまいます。
おわりに
意外に思われるかもしれませんが、現在は眼鏡をしている人の方が多いとのこと。私がまだ子どものころ(もう20年以上前ですが…)は、眼鏡の子どもはまだまだ少数派だったように思うので、時代は変わったものだなあと思います。もちろん私が気づいていなかっただけかもしれませんが……ただ、当時にいわれていたような、「暗いところで本を読まない」「遠くのものをみるようにする」「ゲームはやりすぎない、休憩をとること」という理念は変わっていないようです。
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