赤ちゃんの「ずりばい」っていつからするの?練習も必要?

ずりばいの練習
赤ちゃんの成長は人それぞれといっても、かわいいわが子の成長は心配になってしまうもの。その成長過程の差が特に気になりはじめるのが、赤ちゃんが好きなところに移動しはじめる「ずりばい」や「はいはい」の時期なのではないでしょうか?
そんな「ずりばい」に、練習方法があるって知っていましたか?楽しみながらトレーニングをすることで、赤ちゃんも適切な成長をしていくことができます。
それでは、「ずりばい」はいつから練習できるのでしょうか?また、その練習方法とは?ここでしっかりチェックしていきましょう!

そもそも「ずりばい」ってどんなもの?

赤ちゃんのうつ伏せ
「ずりばい」の時期や練習の話の前に、「ずりばい」がどんなものなのか確認してみましょう。「ずりばい」の動作を一言でいってしまえば、おなかをつけたままの「はいはい」。通常の「はいはい」が膝と手をついてよつんばいになって進むのに対し、「ずりばい」はおなかを床にベッタリとくっつけたまま腕や肩、足の力で進むようになります。真っすぐ進んだりバックしたりのほか、その場でクルクルと回ったり左右に方向転換したりなど、器用に移動する赤ちゃんも多いです。
ちょっと変わった動きをする赤ちゃんもいるため心配になる人もいるかもしれませんが、「ずりばい」をし続けることで筋力もつき、徐々に動き方も変化してきますので安心してくださいね。

「ずりばい」はいつからできるようになる?

ママを見つける
赤ちゃんの世界が広がる「ずりばい」を心待ちにしている人も多いと思います。そんな「ずりばい」はいつからできるようになるのでしょうか? 一般的に「ずりばい」ができるようになるのは生後7~8カ月くらい。大体半数の赤ちゃんがこの頃にはできるようになっているといわれています。

ただ、「ずりばい」をする時期については赤ちゃんの性格や環境によってかなり個人差があります。好奇心旺盛な赤ちゃんや活発な赤ちゃんだと生後4カ月くらいから「ずりばい」をはじめる子もいますし、マイペースだったり慎重だったりという赤ちゃんの場合は1歳近くまで「ずりばい」をしないという子もいます。
いきなり「ずりばい」を通り超して「はいはい」や「つかまり立ち」をはじめたという赤ちゃんの話も聞きます。何にせよ、ほとんどの赤ちゃんは1歳までには自分で移動する力を得ることができるようになるみたいですね。

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「ずりばい」の練習方法

ママと練習
「ずりばい」は自然にできるようになる子もいれば、興味を持たせて練習することが必要な子もいます。「ほかの子はできているのにうちの子はまだだから練習しないといけない」と思うとあせったりがっかりしてしまったりという人もいるかもしれませんが、実はそういったパターンの方が大多数。
赤ちゃんの身体は適切に食事や睡眠をとってさえいればどんどん大きく成長していきますが、ものをつかんだり歩いたり話したりといった能力に関してはステップを踏んで練習をしていかなければ基本的に覚えていくことはできないからです。
それでは、赤ちゃんの「ずりばい」はどのように練習していけばいいのでしょうか?

ステップ1 うつぶせに慣れる

ずりばいの基本はうつぶせ。うつぶせに慣れなければ「ずりばい」に必要な筋肉をつけられません。寝返りができるようになったら、赤ちゃんがご機嫌なときにうつぶせの状態にして慣れさせてあげましょう。窒息などの事故の心配もありますので、必ず目が届く範囲で行ってくださいね。フローリングに直接赤ちゃんを寝かせるのが心配だという人は、クッション性や断熱性に優れたプレイマットなどを敷いておくことをおすすめします。

ステップ2 キックで進むという感覚をつかませる

赤ちゃんがうつぶせでキックするような動作を見せはじめたら、足裏で床を蹴れるようにサポートしてあげましょう。両足を手で持って交互に「こうやるんだよ」とキックさせてあげてみてください。それだけで、赤ちゃんも楽しくなって足をもっとばたつかせるようになってきます。それでも最初はうまく進めないかもしれませんが、繰り返し続けていくことで前進できるようになっていきます。

ステップ3 おもちゃが取れるかな?

うつぶせに慣れたら、赤ちゃんの「動きたい」という気持ちを刺激してあげます。まず、手を伸ばせば届く場所で、赤ちゃんの名前を呼びながらおもちゃを動かしてみます。すると、手を伸ばして握ろうとしてきます。成功したら思いっきり褒めてあげてくださいね。そして少しずつおもちゃの距離を離していきましょう。
さらに、パパやママも赤ちゃんの目線の高さに合わせて姿勢を低くしてあげるのも大事。腹ばいになり、同じ目の高さで赤ちゃんの名前を呼んであげると興味を示したり頑張ろうとしたりしてくれますよ。

ステップ4 「ずりばい」のお手本を見せる

ステップ3と並行して行いたいのがお手本を見せるということ。赤ちゃんには、目で見たものを観察し、まねをするという習性があります。現役の保育士さんによると、『皆がやっていると自分でもやってみたくなる』そうで、実際保育園では成長がゆっくりな赤ちゃんでも大体生後8カ月には「ずりばい」ができるようになっているのだとか。

集団生活をしていない赤ちゃんの場合は、ママやパパが赤ちゃんにお手本を見せてあげるのが1番。赤ちゃんの隣に寝転がって「ずりばい」をしてみましょう。兄弟がいる場合には、お兄さんお姉さんにお手本役をお願いするとよいですよ。
お手本を見せるときに注意したいのが、とにかく笑顔で楽しそうにするということ。赤ちゃんが『自分もやってみたい』と思ってくれれば、練習の効果もアップしますよ。

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