赤ちゃんと一緒の生活は幸せいっぱいですが、実際には大変なこともたくさんあります。その中の一つは、「家事が思うようにできない」こと。赤ちゃんの相手をしていると、しなくてはいけないことができなくて、ストレスを感じるお母さんも多いのではないでしょうか。そんなとき、赤ちゃんが一人遊びしてくれると助かりますよね。そんな赤ちゃんの一人遊びはいつから始まるのでしょうか?
ねんねの時期から始まる一人遊び
赤ちゃんの一人遊びは、実はねんねの時期から始まっています。とはいえ、大人から見ると遊んでいる様には見えないかもしれません。赤ちゃんにとっては、初めて見るもの、初めて触るものすべてが未知の体験で、楽しい一人遊びの時間なのです。
4カ月ごろまでの赤ちゃんの一人遊び
生まれたての赤ちゃんはあまり目が見えませんし、寝ていることが多く、一人遊びの様子はまだまだ見られないかもしれません。しかし、赤ちゃんが寝ている場所にメリーやガーランドをつるしておくと、それをじっと見つめ始めるかと思います。音が出るメリーであれば、音に反応することも。もう少し月齢が進めば、メリーに手を伸ばし、「あー」「うー」とお話を始めます。これらも一人遊びだと言えます。さらに首が据わり始める3カ月ごろになれば、ガラガラや歯がためなどのおもちゃを手に取り、口に入れてみるなど、どんどん遊びのはばが広がっていきます。
5カ月から6カ月ごろの赤ちゃんの一人遊び
5カ月を過ぎるころからは、ただ寝ているだけでなく、首を自分で持ち上げることや、寝返りができるようになります。一人遊びも、ガラガラをしっかりと握り振って楽しむ、気になるものがあれば、引っ張って自分の方に寄せてみるなど、ますます好奇心旺盛に遊び始めます。いつの間にか寝返りで移動していることもありますので、目が離せなくなる時期です。赤ちゃんの周りに危険が伴うものを置かないように注意しましょう。一人遊びが上手な赤ちゃんでしたら、お母さんも目の届く場所で家事を進めることもできるかもしれませんね。
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ハイハイやあんよができるころの一人遊び
表情が豊かになり、ずりばい・ハイハイ・伝い歩き・あんよと、行動範囲が広がってくるころです。一人遊びも上手になっていきますが、まだ自分で危険を察知することはできませんので、ますます目が離せなくなります。
7カ月から9カ月ごろの赤ちゃんの一人遊び
ずりばいやハイハイで、お部屋を探検したい時期。危ないものや触ってほしくないものは、手の届かない場所に片づけます。また、ベビーゲートなどの設置も検討しておくと良いかもしれませんね。ねんねの時期に比べると、いろいろなおもちゃで遊ぶようになります。カラフルな布絵本や頑丈なボードブックなど、破れにくい絵本や、いろいろなボタンがついている知育玩具、大き目のブロックや積み木などがおすすめです。おもちゃがいろいろついたベビーサークルは、赤ちゃんが遊べる上に動きをある程度制限できるので、お母さんが家事をしたいときに便利ですよ。
10カ月から1歳ごろの赤ちゃんの一人遊び
伝い歩きが上手になり、早い子はあんよをし始める時期です。お母さんの姿が見えないと、後追いをする赤ちゃんもいます。大きくなってくると、おんぶをしてご飯を作るのもしんどいですよね。キッチンが見える位置に、おままごとのキッチンツールを置いておけば、お母さんのまねをして遊びだすかもしれませんよ。また、これまではぶつけあって音を出して遊ぶだけだった、積み木やブロックを少しずつ積むことができるなど、徐々に赤ちゃんから幼児の遊び方に近づいていきます。ただし、発達の度合いや赤ちゃんの遊びの好みによって遊ぶ内容はさまざま。あまり気にせず、赤ちゃんのお気に入りの一人遊びをさせてあげましょう。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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