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じっくりと取り組むのが大切です!
あいさつを言える子になるには、あいさつの習慣化はもちろん、恥ずかしくても言えるようになるなど、子どもにとって高いハードルがいくつもあります。すぐに成果が出ることではないので、じっくりと取り組んでいくことになります。
あいさつができなかったことを責めない
「なんであいさつをしなかったの」と責めないであげてください。人と会うことが嫌になってしまう場合があります。子どもが恥ずかしがってあいさつをできなくても、ママがニコニコとあいさつをしている姿を見続けることで、自然と言えるようになります。それまでは、言えなかったことを責めるのではなく、言えたら褒めてあげるようにしましょう。
しつこく「あいさつをしなさい」と言わない
「あいさつをしなくちゃダメよ」というのも言ってしまいがちですが、なるべく我慢しましょう。あいさつをすることに緊張感が芽生えてしまうかもしれません。あくまでも自然に言えるようになるのが理想です。小さい時期はあいさつができなくても注意はほどほどにして、あいさつをすると気持ちがいいということを、どんどんママやパパが見せて伝えていきましょう。
小学生になったときにあいさつができればいい位の気持ちで!
親があいさつをして見せても、あいさつの絵本を見せても、どうしても恥ずかしくてあいさつができない子もいます。焦らず、小学生になる頃にはできていればいいと思って根気強く待ちましょう。小学生になれば、登下校時に近所の人に会ったり、お友だちの家に遊びに行ったりと自分からあいさつをしなければいけない場面がたくさん出てきます。そうなったときには、小さな頃からの積み重ねから、どんどんとあいさつができる様になっていくでしょう。
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あいさつが言えたら「ありがとう」と「ごめんなさい」
「おはよう」「さようなら」などあいさつが自然に言えるようになったら、「ごめんなさい」や「ありがとう」も抵抗なく言えるようになるかもしれません。そのために親はどう働きかけてあげたらよいでしょうか。
「ありがとう」は魔法の言葉
「ありがとう」はいわれた方はもちろん、いった方も幸せになる魔法の言葉です。「ありがとう」という感謝の言葉を聞いて、嫌な気持ちになる人はいないと思います。子どもにもその気持ちを実感させてあげられるように、普段から積極的に「ありがとう」を使っていきましょう。大人同士だと感謝の気持ちを表す表現として「どうも」や「すみません」が使われることも多いですが、やはり一番うれしいのは「ありがとう(ございます)」ではないでしょうか。大人相手でも普段から「ありがとう」を使うようにしていくといいかもしれません。
また、同じ「ありがとう」でも、適当に言われたのでは心に響かないはず。できればきちんと目を見て言ってあげると、子どももうれしいのではないでしょうか。
パパ・ママも子どもにきちんと謝ろう
パパ・ママが子どもの前で正しくないことをしてしまったとき、「子どもの前だから」と格好つけて笑ってごまかしたり、適当に流したりすることはありませんか?
パパ・ママだからと、いつもかっこいい姿を見せることはありません。正しくなかったことは正しくなかったと認めて、きちんと謝りましょう。パパ・ママが謝る姿を見せないのに、子どもが正しくないことをしてしまったときに「謝りなさい」と言われるのは、子どもであっても納得がいかないはずです。
おわりに
あいさつができる様になる年齢は個人差があります。2歳でしっかりできていたのに、少し大きくなると恥ずかしがってできなくなる子もいます。あいさつは今すぐできるできないということではなく、長期的に取り組んで身につける習慣です。もし今、あいさつができなくても子どもを責めたりしかったりしないでください。あいさつをすると気持ちがいい、他の人と出会うのが楽しいということを子どもに伝え続けることが大切です。
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