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いろいろなものへ興味・関心がわいてくる時期
運動機能の発達により公園に出掛けて遊ぶようになったり、言語理解力の発達により絵本の読み聞かせに興味を持ったりもするようになります。みるものやふれるものなど、全てに興味を持つようになり、行動範囲も一気に広がる時期と言えるでしょう。
また、さっきまで夢中になって遊んでいたのに急に甘えだしたり、泣きだしたりしてしまうことも多くあります。これは、未知のものに対する行動は好奇心が最優先ですが、その裏には不安や恐怖が隠れているからだと考えられています。
刺激を受けた後は、安心できる場所(保護者の元)に戻ってきますので、急に泣きだしたり甘えたりしても、「どうしたのかな?怖かったのかな?」と受け止めてあげましょう。
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生活リズムが確立される時期
1歳になると生活リズムが確立されていき、この時点ですでに大人に近い生活リズムになっていきます。
朝は6~7時に起床し、朝食をとり、室内で遊んだり外へお散歩に行ったりと体を動かす時間があり、12時頃に昼食をとってお昼寝の時間。15時のおやつを食べた後は、また少し体を動かして18時頃には夕食をとります。その後はお風呂へ入り、20~21時の間に就寝。理想を言えば、こうしたリズムで過ごせるとよいでしょう。
しかし、両親が仕事に出掛けていると、なかなかこのようなリズムで生活することは難しいかもしれません。しかし、夜は成長ホルモンが分泌される時間帯なので、遅くても21時までに眠らせてあげましょう。夕食とお風呂の時間を早めに済ませ、しっかりと夜の睡眠時間を確保してあげることが大切です。
また、この時期は脳が発達することから、夢をみて現実とのギャップに戸惑い不安を感じ、夜泣きにつながることもあります。子どもの泣き声を聞きつけたら、近くに行って寄り添ってあげることで、不安を取り除いてあげるとよいでしょう。
おわりに
今回は1歳とはどのような時期なのか、また1歳児の心や身体の発達度についてご紹介しました。
体の発達はもちろん、言葉への興味・関心がわき、理解も深まるため、これまでより一層深くコミュニケーションをとることができる時期です。また、生活リズムが確立され、お散歩に出掛けるなど行動範囲も増えてくるため、さらに活動が活発になってくる時期でもあります。
毎日少しずつ何かを覚え、一歩一歩しっかりと成長していく子どもの姿は目を離すことができません。今という時間を大切に、1歳になったわが子と共に過ごす時間を楽しみにしていきましょう。
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