身長・体重の伸びに男女差はあるの?
人生には、2度ほど身長が大きく伸びる時期があります。1回目は生まれてから1年間で、身長が2倍にも成長します。
2回目は思春期で、1年間で10センチも伸びる子もいます。12歳の身長体重の平均値は以下のとおり。ではこの思春期の成長を、男女別にみていきたいと思います。
12歳男子の平均身長・体重について
男の子 | 女の子 | |||
2019年 | 2020年 | 2019年 | 2020年 | |
身長 | 152.8cm | 154.3cm | 151.9cm | 152.6cm |
体重 | 44.2kg | 45.8kg | 43.8kg | 44.5kg |
12歳男子の平均身長は152.8センチ、平均体重は44.2キロとなっています。身長は12歳から13歳が特に伸びるピークといわれています。
また体重についても、思春期は筋肉質になりはじめるため、急激に増えていきます。思春期には個人差があるため、早めになる子ども、遅めになる子どもと、ある程度年齢は前後しますが、思春期が終わる16歳以降は、徐々に伸びる幅は減っていくと考えてよいでしょう。
12歳女子の平均身長・体重について
12歳女子の平均身長は151.9センチ、平均体重は43.8キロとなっています。一般的に、中学生の女子は成長ホルモンの分泌がすでに終わりつつあるため、1年間で2センチから3センチの身長の伸びになり、男子より身長の伸び幅が少ない傾向にあります。
女子は、一般的に小学校・高学年が一番成長ホルモンの分泌量が多く、1年間でおよそ6センチから7センチの身長が伸びます。
身長は親の遺伝と関係があるのか?
「親の身長が低いから自分の身長も低いんだ・・・」などとよく聞きますが、これはあながちうそではありません。親の身長は、「ある程度」子どもの身長に影響を与えるようです。
しかし、親から遺伝されるものは、顏、体格、性格、声などさまざまなものがあり、身長もそのなかのひとつにすぎません。
また、身長は生活習慣などを見直すことで後天的に変えることが十分に可能なので、親が低いからといってあきらめるのは早いかも知れませんね。
おわりに
12歳頃になると身長も体重も個人差が大きくなり、特に女の子は体形が気になる年頃になってきます。
親として、自分の子が大きい・小さい、肥満や痩せすぎの体形が気になるところではありますが、同じように子どもも悩んでいる可能性があるので、大きな気持ちで成長を喜び、日々の生活をサポートしてあげられるとよいですね。
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小学生と中学生の女の子2人を持つママです。娘が成長するにつれ、女子トークに花が咲き楽しい毎日を送っています。
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