子どもの味覚のピークは生後間もなく!?子どもの味覚を育てる三つのポイント

いろいろな味を試して食事を楽しむ!

味に親しむ
好き嫌いの少ない子は離乳食の時期から、いろいろな食べ物を試しているといいます。赤ちゃんは「苦味」や「酸味」を嫌います。子どもが苦いピーマンを嫌うのは、当然の反応といえますね。ピーマンを食べられる子と苦手な子の違いはどこにあるのでしょうか?

離乳食中期以降からはいろいろな味に親しむ

使える調味料が多くなる離乳食中期以降は、さまざまな味付けを試してみましょう。例えば、ただゆでただけの野菜や魚でももりもり食べる食欲旺盛な赤ちゃんは、特に工夫をする必要がないと思われるかもしれません。しかし、だしで煮てみるなどの変化を感じさせることも味覚を育てる上で大切なことです。さまざまな味を教えてあげることで、味覚を感じる力がつきます。

もちろん濃い味付けは厳禁です!

当然ですがいろいろ試せるからといって、濃い味付けのものは避けましょう。前述した通り、濃い味付けは味覚を鈍くさせます。子どもが大好きなマヨネーズやケチャップ、ソースなどは、離乳食期には使わないようにします。早い時期からこれらの調味料を使うと、繊細な味付けなどが感じられず、将来的にも濃い味付けのものを好むようになってしまうからです。

初めに食べなかったものも、時々食べさせてみる

大人以上に赤ちゃんは初めて見る食べ物には警戒をします。「この食べ物は安全なのかな?」と思い、少し口をつけただけで食べるのを止めることもあります。しかし、その後も時々その食べ物が食卓にのぼるうちに、パクパクと食べる様になることがあります。これは何度か口をつけているうちに、その食べ物がパパもママもおいしく食べてる「おいしいもの」なんだと、赤ちゃんが気づくためです。

おわりに

赤ちゃんの好物がわかると、ついついその献立ばかりになってしまいます。しかし、さまざまな食材をいろいろな調理方法で食べさせることが、子どもの味覚の育成につながることがわかりました。好き嫌いがない子どもにするためにこの離乳食期が大切になってきます。毎日の献立を考えるのは大変ですし、食べてくれないとがっかりしてしまいますが、そのママのがんばりが子どもの味覚の成長に直結しているのですね。

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