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1歳児の歩き始めの見守り方
歩き始めのころは、ヨチヨチ歩きで危なっかしいもの。子どもが歩く周辺にぶつかってケガをするものがないか気を付けてあげましょう。
好奇心旺盛で、ちょっと目を離したすきに器具をさわったりつかんだりもしますから、火の気や刃物のある台所や、部屋の段差など室内の危険ポイントを家族で確認しあうことも大切です。
歩きはじめてひと月もすると、遊び方も変わってきます。親のすることをまねして遊ぶようになったり、かくれんぼをしたりと、遊びの動作が大きくなります。動きが活発になるにつれて、椅子や低いテーブルから飛び降りたりしはじめるのもこのころです。思わぬ事故につながらないための目配りが欠かせなくなります。
また、歩き始めの時期に買い物に連れていくと子どもは喜びますが、好奇心を刺激するものも多い一方、危険もいっぱいです。歩き始めの外出は、人通りの多いとこは避け、ゆったりと自由に歩いたり休んだりできる公園などを選びましょう。また、子どもの歩き疲れやケガにも十分気を付けてください。
歩きはじめたら発達スピードは加速する
1歳の終わりころまでには、駆け足や後ずさりもするようになります。30分くらいなら歩き続けられる脚力もついてくるため、活発な子どもは、飛び上がったり、飛び降りたりと、運動能力の目覚ましい発達に驚かされる時期です。
同年代の友達に興味を示し、家庭外で覚えた動きに驚かされることも多くなります。2歳を前にして人と自分の違いや競争心もでてくることで、歩く能力の発達スピードは加速していきます。しかし、まだこの時期は危険予知ができません。
外を歩く時は、車道への急な飛び出しなどで事故にあう危険や、迷子になってしまう可能性もあります。子どもの歩行能力の進歩に対して、自己防衛能力がまだ備わっていないため、できることとできないことの見極めを、きちんと大人が判断してあげることも必要になります。
おわりに
1歳という年齢は、歩き始めから1年間の運動能力の発達が目覚ましい時期です。誕生日のころ、いつ歩くかと心配していた子が、1年もたつと駆け回って手に負えない活発さで親を悩ませます。
発達時期や発達の兆候には個人差がありますから、歩き始めの時期が少し遅れても焦らずに見守り、記念すべきわが子の第一歩を応援してあげてください。
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