哺乳瓶を上手に卒業する方法
できれば子ども自身に「哺乳瓶をいつまで使うか」を決めさせてあげたいですね。しかし、いつまでも哺乳瓶を卒業する気配がないときには、ママが上手に卒業できるように誘導してあげましょう。ママも子どももスムーズに哺乳瓶を卒業するアイデアを紹介します。
哺乳瓶の代わりになるものを用意する
子どもは、新しいものに興味を持ちます。同じ哺乳瓶を長く使っていると、哺乳瓶への思い入れが強くなっているかもしれません。思い入れが強い哺乳瓶を卒業させるコツは、哺乳瓶よりも興味を持つものを子どもに与えることです。子どもが好きなキャラクターがついたストローマグやコップならば、喜んで使うのではないでしょうか。子どもと一緒に新しいコップを選んでも楽しいですね。
取り上げるのではなく「卒業」を説明する
子どもは、大人が思うよりも状況や言葉を理解しているものです。説明もなく哺乳瓶を取り上げてしまうと、子どもは納得できず、さらに哺乳瓶を欲しがるかもしれません。上手に哺乳瓶を卒業するためには、子どもが納得できる説明が必要です。説明は「哺乳瓶は恥ずかしいから」ではなく、「コップで飲んだ方が一度にたくさん飲めるよ」のように、子どもがコップで飲むことに納得できる説明をしてあげましょう。
哺乳瓶を卒業する気配があったら褒める
子どもは、褒められるとがんばります。子どもにとっては、哺乳瓶を卒業することは大人が思うよりも勇気が必要なことかもしれません。ちょっとでも哺乳瓶を卒業する気配を感じたら、前向きに声をかけてあげましょう。コップは、傾け具合が難しく、最初のうちはこぼしてしまうかもしれません。子どもが、こぼしたとしても怒らずにチャレンジしたことを褒めてあげてください。
おわりに
昼間の哺乳瓶を卒業できても、寝る前だけは哺乳瓶が必要な子どももいます。哺乳瓶は、単に飲む道具ではなく、心のよりどころになっているのかもしれません。哺乳瓶をいつまでも加えていると心配のタネにはなりますが、いつかは必ず卒業できます。焦らずに子どもの心に寄り添いながら上手に卒業を目指しましょう。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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