昔は妊娠のときには体重が増えるのは当たり前で、あまり指摘もされてはいませんでした。しかし、最近ではかなり体重について細かくいわれるようになっていて、太りすぎないように少し運動をしたいと思っている妊婦さんも多いはずです!今回は、安定期から始められるマタニティスポーツについてご紹介します。
安定期に入ったらマタニティスポーツを始めよう!
妊娠をしているからといって、毎日横になっていると筋力が落ちていき、お産のときに苦労することになります。妊娠が安定期(妊娠5カ月・妊娠16週)になったら、運動を始めるようにしましょう。しかし、激しい運動は身体や胎児にも負担をかけてしまうことがあるので、妊婦さん向けに考えられたマタニティスポーツがおすすめです。
マタニティスポーツとは?
基本的に、安定期になれば母体と胎児に負担をかけない運動はよいとされていますが、妊婦さんは妊娠と同時に身体の関節が緩くなっています。これはおなかで大きくなっていく胎児に母体が対応するためのホルモンの影響で、骨盤などが開きやすくなっているのもこのせいです。なので、あまり激しい運動は全身の筋力と関節に負担をかけてしまうのでおすすめできません。マタニティスポーツは、妊婦さんの身体のことを考えて作られたスポーツのことです。マタニティスイミング、マタニティヨガ、マタニティエアロビクスなどがあります。
運動を始める前に主治医に相談する
いくらマタニティスポーツであっても、主治医に相談なく始めることはやめましょう。運動が胎児に悪影響を与えることもあるので、今やろうとしているマタニティスポーツが適しているか、主治医に判断してもらうこともとても大切です。また、そういうスポーツをやっているということを知ってもらっていた方が、何かあったときに迅速に対処できます。
マタニティスポーツをするメリット
マタニティスポーツは体重の増加を止めて、ダイエットをするときに有効ですが、それ以外にもメリットが多いです。
- 全身の筋肉を鍛える
- 血行をよくして、血液循環をよくしてくれる
- 気分転換やストレス解消の効果が高い
- 妊婦友達を作りやすい
お母さんの健やかな妊娠生活によい影響を与えるので、可能であれば行うようにしましょう。
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オーソドックスなマタニティスポーツ三選
マタニティスポーツをするときにどんなものがあるのかをご紹介していきます。まずは、オーソドックスな人気のマタニティスポーツをご紹介します。簡単に始められるものも多いですし、最近では妊婦さん向けのヨガやピラティスの教室が増えているので、調べてみるとすぐに見つかるかもしれません。
1.ウォーキング
ジムなどに通わずに手軽にできるのがウォーキングです。近所を軽く歩くだけでいいので、簡単に始められます。旦那さんと一緒に歩くことで、コミュニケーションの時間を作ることができるので、積極的に行うようにしましょう。距離を歩くよりは、腕を振って質のいいウォーキングを短時間の行うことの方が効果があります。冬に始める場合は防寒をしっかり行いましょう。
2.マタニティヨガ
ほとんどのヨガ教室には、マタニティヨガのコースがあります。近くのヨガ教室を調べてから、会員登録をするのがおすすめです。全身の筋肉を鍛えることができるだけでなく、妊娠中に乱れやすい自律神経を整える働きをしてくれるので、妊婦さんにおすすめです。呼吸を整えて身体の調子を整えるヨガですが、ピラティスは筋肉や重心を整えるのでポーズが少しハードです。ヨガにするか、ピラティスにするかは見学などを通して自分に合った教室を選びましょう。
3.マタニティエアロビクス
エアロビクスというと激しい運動のようですが、マタニティエアロビクスは胎児にも母体にも負担をかけない運動がほとんどです。教室に通って行うこともできますが、最近ではマタニティエアロビクスのDVDも販売しているので、自宅で行うことも可能です。
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20代後半。家族構成は妹と妹の息子です。大学卒業後機械メーカー勤務、その後ライターになるために脱サラ。現在は塾講師とライターで生活しています。教員免許中学・高校 数学理科を取得。子どもが自ら考えて成長できる場を作っていきたいと考えています。
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