妊娠中に牛乳を飲むことのメリットとデメリット

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牛乳と妊婦
牛乳には、カルシウムをはじめ、素晴らしい栄養素がたくさん含まれています。妊娠中にもぜひ取りたい食品ですが、牛乳にはアレルギーの原因になるという側面もあり、お腹の中の赤ちゃんに影響はないのか、心配される方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、妊娠中に牛乳を飲むことの、メリットとデメリットについてご紹介していきます。

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牛乳はどんな食品なの?栄養素とアレルゲン

骨を作るカルシウムが多く含まれていることで知られる牛乳は、学校の給食にも使われている栄養豊富な飲み物です。その一方で、卵、大豆と並ぶ三大アレルゲンのひとつという側面も。そんな牛乳についてみていきましょう。

牛乳という食品についてのエトセトラ

牛乳は、560年ごろ、朝鮮半島南西部にあった百済から日本へ伝えられましたが、食品としてではなく薬として利用されるものでした。一般に広まったのは、第二次世界大戦後で学校給食に脱脂粉乳が使われて以降のことです。牛乳とは、主にホルスタインなどの乳牛から搾った生乳を原料としたもので、無調整乳と調整乳の2種類に大別できます。さらに調整乳は、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、成分調整牛乳の3つに分けられ、消費者の元へと届けられます。

牛乳は栄養素が豊富な優良飲料です

牛乳100グラムあたりのエネルギー量は61キロカロリー。主な栄養素は、糖分や食物繊維などの「炭水化物」、飽和脂肪酸などの「脂肪」、グルタミン酸などの「たんぱく質」、「各種ビタミン」、「」など。実に豊富な栄養素を含んでいる優良飲料と言えます。胎児の成長に欠かせない「葉酸」や、骨や歯を作る「カルシウム」が豊富なことも大きな特徴です。

牛乳は「三大アレルゲン」のひとつ

牛乳は、卵、大豆と並ぶ三大アレルゲンのひとつという側面を持っています。しかし、母親が牛乳を飲んだからといって、お腹の胎児にアレルギーなどの影響が出ることはないと言われているので、安心してくださいね。もちろん、母親自身に牛乳アレルギーがある場合は、お腹の赤ちゃんに良いからと無理に摂取することは禁物です。

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妊娠中に牛乳を飲むことのメリット

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妊婦に嬉しい豊富な栄養素の補給ができる

妊娠中に牛乳を飲むことのいちばんのメリットは、豊富な栄養素が手軽に補給できるということです。もともと牛乳には、子牛が成長するために必要な栄養素がバランスよく含まれているので妊婦にとってもお腹の赤ちゃんにとっても、積極的に取り入れたい食品と言えるでしょう。特にカルシウムは、赤ちゃんの骨や歯を作る上では欠かせない栄養素ですので、意識して取りたいものです。

辛いつわりのときの水分補給に牛乳を

辛いつわりの時期に、食べ物や飲み物を受け付けずに、困っている方もいることでしょう。妊娠中に充分な水分補給ができないでいると、知らないうちに脱水症状に陥ってしまう危険があります。そんなときは、牛乳を少しずつ飲んでみると良いですよ。水分と一緒に、たくさんの栄養素も補給できて一石二鳥。ポイントは、無理をせずに少しずつ飲むことです。

自然の甘みでリラックス!ストレス解消効果も

妊娠中は、何かとイライラしがちになるもの。つわりで食欲がなかったかと思えば、やたらとお腹が空いたりします。でも本能が欲しがるままに食べていたら、栄養は偏りあっという間に体重増加ということにもなりかねません。妊娠中毒症の予防のためにも体重管理は大切です。どうしても食欲が抑えられないときは、温めた牛乳で自然な甘みを味わってみてください。牛乳の持つ自然の優しい甘さが、きっとイライラを溶かしてくれますよ。

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妊娠中に牛乳を飲むことのデメリット

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牛乳を飲みすぎると、脂質もアップしてしまいます

牛乳100g中に含まれる脂質の量は、3.25グラム。仮に、1日に牛乳を1リットル飲んだとすると、脂肪の摂取量は32.5グラムになります。これは、1日の脂質の摂取基準の半分を上回る数字です。この数字に食事に含まれる脂質を加算したら、明らかに脂質の摂取過多。体脂肪が増えてしまいます。体脂肪の増加は、母体にとってもお腹の赤ちゃんにとっても悪影響を及ぼすことになるので、注意が必要です。

人によっては、お腹がゴロゴロします

消化酵素(ラクターゼ)の不足が原因で起こると言われている「乳糖不耐症」は、牛乳をはじめ、乳製品を摂取したときに小腸で消化ができずに、下痢や吐き気を起こしてしまいます。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして下痢をするという人は、「乳糖不耐症」の可能性がありますので、注意しましょう。牛乳を飲む習慣が根付いてまだ日が浅い日本には、欧米に比べて「乳糖不耐症」の人の割合が高いことが分かっています。

牛乳アレルギーの人はアレルギー症状がでます

すでにご紹介した「乳糖不耐症」とは別に、牛乳アレルギーの人は、牛乳を飲むことによって、湿疹やじんましん、嘔吐や下痢といったアレルギー症状を起こすことがあります。症状がひどくなると、喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こし、さらに重度のアナフィラキシーなどの症状が出ることもあるので注意が必要です。また、遺伝的要素も含まれますので、親や親族に牛乳アレルギーがある場合は、赤ちゃんにも遺伝する可能性があることを情報として記憶にとどめておくことが大切です。

おわりに

おわりに、牛乳はとても優れた栄養バランスを持った、妊婦におすすめの食品です。1日に必要な摂取量は400ミリリットルほど。そのメリットとデメリットを正しく理解して、ご自身とお腹の赤ちゃんのために、牛乳を有効に活用してみてくださいね。

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