妊娠を報告すべき人と報告の仕方
職場での報告は、まずは直属の上司から報告するようにしてください。親しい同僚にだけ、先に話したつもりが、いつの間にか広がった社内のうわさで、上司が知ってしまっては大変です。まずは直属の上司に報告して、そのあと所属する部署の上長や人事部、最後に同じ組織である、同僚の順番で報告するように心がけてください。
報告する際のポイント
直属の上司への報告は、忙しい日や時間をさけ、静かで落ち着いて話せる場所で報告してください。報告する際には、現在の妊娠期間と出産予定日、妊娠の経過などを、正確に伝えるようにしてください。奥さんのつわりがひどい場合や、出産に際して入院が必要な場合などは、あらかじめ状況を伝えて、早退や休暇をとる可能性があることを理解してもらい、仕事の協力をお願いする必要があります。同僚にも同様に、出産予定日や現在の状況を伝えて、状況に応じて協力が得られるように配慮をしておくことが大切です。
職場での報告は、親しい友人や家族とは異なり、あまり浮かれた報告はせず、社会人として、常識ある態度でしっかりと報告するように心がけてください。
テレワーク中は上司にメールで報告
コロナ禍の今はテレワークやリモートワークをしている人も多いことでしょう。この時期に奥さんの妊娠がわかった場合でも上司にはきちんとした報告をした方がよいです。
ただし、奥さんが妊娠中ですので、わざわざ会社に出向く必要はありません。メールで報告すれば十分です。
以下にある報告メールでは、コロナにについては最後触れているだけにしています。参考にしてください。
職場への報告メール(上司)
お疲れ様です。
さて、私事ではございますが、このたび妻が新しい命を授かりましたことを、ご報告させていただきます。現在安定期に入り、出産は●月上旬ころを予定しております。
突然のご報告となり、誠に申し訳ございません。
新しい命を授かった責任と喜びを胸に、より一層の精進を重ねてまいる所存でございます。
今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
また、妻の出産前後には何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、どうか事情をご高察の上、ご了承いただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
甚だ略儀ではございますが、まずはメールをもちましてご報告申し上げます。
先を見通しづらい状況につき、引き続きご自愛ください。
おわりに
今回は、夫の職場で妻の妊娠報告のタイミングと仕方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。妊娠・出産は、夫婦にとっての大きな喜びですが、妊娠中の奥さんは、精神的にも肉体的にも不安定になる、デリケートな時期で、夫の協力が必要不可欠です。
奥さんをしっかりとサポートしてあげるためにも、今回ご紹介した内容を参考に、夫婦でよくタイミングを相談して、職場の上司や同僚にしっかりと報告するように心がけてください。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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