出産を機に仕事ストップして子育てに専念していても社会に復帰できるのだろうかと心配になってしまいますよね。育児で忙しくて自分のこともままならない時期ですが、なんとか隙間時間を見つけて復職後に役立つ資格を取得してみませんか?人の手が足りない介護の資格を含めて育児中にも比較的とりやすい資格をいくつか紹介します。
施設実習がなくなった!介護職員初任者研修
ホームヘルパー2級といった方がなじみがあるかもしれません。2013年に制度改正があり、介護職員初任者研修という名前に変更されました。施設での現場実習なしでも取得できるようになったので育児中の身としてはありがたいですね。
介護職員初任者研修とはどんな資格?
介護職員初任者研修は一般的に、略して初任者研修と呼ばれています。介護の入門資格といわれているように介護をする際に必要な基本知識と技術を得ることを目的としています。
在宅介護においては入浴、食事、排せつといった身体的な介護を行い、掃除、洗濯、料理、買い物等の日常生活全般の援助をします。また、施設等で働くことも想定されており活躍の場は広いです。
介護職員初任者研修はスクーリングが必要です!
介護職員初任者研修の取得にはスクーリングが必ず必要です。座学の部分を自宅で学習し主に実技などを学校に行って受けなければなりません。学校により週に1、2回で済むところもあるのでご自身の都合に合わせて学校を選択するとよいでしょう。
期間は、スクールによりさまざまで1カ月程でとれるところもありますが、平均的には2、3カ月位で設定されているところが多いです。
介護職員初任者研修でどんな仕事に就ける?
仕事は、大きく二つに分かれます。一つは、介護が必要な方のお宅に行く在宅訪問です。お宅に行って身体介護や生活援助を行います。もう一つは、介護老人の保健施設、デーホームやグループホームなど施設で働く仕事です。
施設の場合は、食事、排せつ、入浴、移動の介助、シーツ交換等が主な仕事となる場合が多いです。
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短時間でも働きやすい! 医療事務
医療事務の資格という言葉はよく聞きますが正式名称は何でしょうか?実は、医療事務には資格がたくさんあります。どれが本物というわけでもなくそれぞれに特徴を持っています。よく調べて検討して自分に合った医療事務の資格を取得しましょう。
医療事務の資格はたくさん!まずは情報を集めよう!
医療事務の国家資格はなく、検索してみると数十種類の資格が出てきます。多くは医療事務の全般が学べるものです。その他歯科専門、調剤薬局事務、医療秘書、医療コンピューターなどさまざまです。インターネット検索、学校の資料を取り寄せるなどしてこれから働いて行きたいと思う方向のものを選んでください。通信だけで、在宅で試験まで受けられるものもあります。
でも、せっかく資格をとっても医院側が知らなければ意味がないですよね。なるべく知名度の高いものを探しましょう。
診療報酬請求事務能力はためになる!
数ある医療事務の中でも診療報酬請求事務能力の資格は難易度が高く最高峰ともいわれています。実務経験者が再就職のためにとることもあります。レセプト(診療報酬明細書)と呼ばれる診療報酬請求事務、受付、会計、オペレーターなどのスキルが問われる資格です。経験ゼロでスタートする際に基本となる知識としてとっておくと少し有利になれます。
医療事務の資格で就職が簡単になる?
残念ながら現実問題として医療事務の資格があるから即就職できるわけではありません。医院側はあまり資格を重視しておらず、それよりも実務経験を重視してきます。
経験ゼロ知識ゼロよりは経験はゼロだけど少し基礎知識があります!というアピールになる程度であるというのが現状です。あとは、あなたのやる気次第です。この資格を踏み台としてこれからステップアップして行くという意気込みで挑んでください。
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小学生男の子と女の子二人のママです。育児を楽しみながら毎日過ごしています。
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