性別で医師を希望するのはナンセンス?
男性医師派、女性医師派、性別不問派とそれぞれタイプはありますが、通える範囲の産婦人科は限られますよね。自身の希望とは異なってしまう場合に確認することや、希望通りであっても注意すべきことをまとめてみます。
男性医師も女性医師も志(こころざし)は同じ!
産婦人科医は全医療科の中で唯一「命の誕生」に立ち会える科です。男性医師も女性医師も、女性のこと、そして命を生み出す母親と生まれてくる”新しい命”である赤ちゃんのことを常に思い仕事をしています。男性だから女性だからと性別で区別せず、病気や妊娠・出産に真摯(しんし)に対応してくれる医師かどうかで担当医師を希望することが自分自身のためになります。
出産で女性医師を希望する場合に注意すること
通える範囲にある病院の全てに女性医師がいるとは限らないため、女性医師を希望する場合は事前に調べることが必要です。その際、女性医師は常勤なのか非常勤なのか、お産を扱うのか扱わないのかということも併せて確認しましょう。また予定帝王切開や無痛分娩(むつうぶんべん)などあらかじめ出産日が決まっているケース以外、いつどのタイミングでお産になるかわからないものです。そのためお産時は男性医師が担当する可能性もあります。どこまで女性医師を希望するかで病院選択も異なるため注意しましょう。
産婦人科医がよくわかる「コウノドリ」
「コウノドリ」は、産婦人科を舞台にした医療漫画です。妊娠・出産に真摯に向き合う産婦人科医と妊娠・出産に関連するトラブルなどが忠実(ちゅうじつ)に描かれていると日本産科婦人科学会からも絶賛されています。読む前と読んだ後では男性医師・女性医師への意識が変わるかもしれません。産婦人科医や産婦人科のことがよくわかるため、産婦人科を受診する女性だけでなく、恋人や奥さんが産婦人科を受診する男性にも一度は読んでもらいたい漫画です。
おわりに
男性医師も女性医師も過酷な労働環境の中、医師としての使命を懸命に果たしているのは変わりませんよね。産婦人科は女性の生活とは切り離せず、大切な体をみてもらう科です。医師の性別問わず、心から信頼できる医師をさがしてくださいね。
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7歳3歳1歳の1男2女のママです。毎日子育てに奮闘中!
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