夏場に保温弁当箱で弁当を作るときの注意点
夏場の弁当作りは食中毒が気になりますね。特に保温弁当箱を使っているママは「気温も弁当箱の中も温度が高くて大丈夫? 」と心配です。ここからは、夏場に保温弁当箱で弁当を作るときの注意点についてお話しします。保温弁当箱を使わないときでも知っていると役立つ豆知識です。
ご飯とスープは弁当箱も温めておく
保温弁当箱は、スープジャーとご飯を入れる弁当箱に保温機能がついています。この二つの弁当箱には、できるだけ高温の状態で食べ物を入れるようにしましょう。高温で入れれば食べるときまで40度以上を保つことができ、腐る可能性を抑えることができるのです。高温で入れるためには、弁当箱を直前に温めておきます。弁当箱内が冷たいと、どんなに高温の食材を入れても一気に温度が下がってしまうのです。弁当箱は、食材を入れる前に熱湯を入れておけば温まります。
ご飯は「味なし」「具なし」にする
お弁当にいなりずしや炊き込みご飯を入れるママは意外と多いものです。しかし、味つきご飯やいなりずしは避けましょう。炊き込みご飯やチャーハンのように、ご飯を調理したものは腐りやすいのです。いなりずしは水分が多く、油揚げで包むことによって温度がこもりやすくなります。特に保温弁当箱は冷めにくい構造のため、より腐りやすくなるのです。保温弁当箱に入れるご飯は「白飯」にしましょう。ご飯に味や具材をプラスしたいときには、スープジャーにカレーや牛丼の具を入れておくと便利です。食べる直前にかけることができるため、ご飯がベタッとせずにアツアツをおいしく食べることができます。
完全に火が通ったおかずを冷ましてから入れる
保温弁当箱のおかず入れには完全に冷ましたおかずを入れます。ご飯やスープと同様にアツアツのおかずを入れる人がいますが間違えないようにしましょう。前日から作り置きして冷蔵庫で冷やしておいたおかずは、そのまま入れるのではなく、入れる前に一度加熱してから冷まします。なぜならば、加熱することで腐る原因になる菌を減らすことができるからです。子どもが口にするものなので少々の手間でもやってあげてください。
おわりに
夏場でも上手に使えば保温弁当箱は重宝します。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままで食べられる保温弁当箱があればレシピの幅も広がりそうですね。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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