子どもを出産すると自分自身も母親になるわけですが、実母やしゅうとめにとってはかわいい孫の誕生となるわけです。そこで問題になってくるのが、実母やしゅうとめとのけんかや言い争いです。自分の子どもだから自分なりに育てたい!そうは思っていても黙ってくれないのが実母だったり、しゅうとめだったり・・・。では、争いをなくすためにどうしたらよいのでしょう。まず、自分自身が昔の子育てを勉強してみるのもひとつの手段です。
「産褥(さんじょく)期」は家族の手を借りて過ごすのがよい
産後6~8週は、産褥期とよばれ体も心も無理をしてはいけない時期です。実母やしゅうとめの手を借りて乗り切るのがベストな方法です。よき支援者になってくれ、育児以外の身の回りのお世話をやいてくれるという方々がほとんどです。
実母やしゅうとめとトラブルになることがしばしば
ところが、よき支援者であるはずの実母やしゅうとめとトラブルになるといった人がたくさんいるのが現状です。では、なぜトラブルが起こるのでしょう。それは、実母、しゅうとめの年代とママとの年代では子育ての仕方が変わってきているという背景があるからです。実母やしゅうとめは、自らが体験した子育てを押し付けてくることがあります。何かにつけ、新米ママであるあなたにダメ出しをしてくることがあるので、あなたとの関係がぎくしゃくしてしまうといったことにつながってきます。
どのようなことでトラブルになるのでしょう
トラブルはささいなことで起こります。授乳の方法や抱っこの仕方をはじめ、泣いているときの対応や離乳食をはじめる時期など・・・。例えば、あなたは完全母乳で育てたいと思っているのに、実母やしゅうとめがミルクを勧めてきたりという本当にささいなことです。普段なら聞き流せることも、産後気持ちに余裕のないあなたは聞き逃すことができなくなっているのが大きな原因でしょう。
実母の年代と自分の年代の子育ては違う
今は、インターネットという便利なものがあるので、育児で困ったことが出てきたときにすぐ調べることができます。実母やしゅうとめの時代は、そのまたしゅうとめや母から教わったことが全てと思いがちなのです。しかし、多くのママがインターネットで調べたりした最新の情報を生かしたいと考えているのが本音です。しかし、実母やしゅうとめの時代にもためになる育児法はたくさんあります。自分が勉強することで変わってくるかもしれません。
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トラブルを避けるためにはどうすればいいか
お互いに言い分があるのは事実です。どちらが正しいのか、これも一概にはいえません。例えば、「夜はミルクにしたらどう?」と実母やしゅうとめがいってきたとしましょう。あなたは、現代の育児事情から完全母乳にしたいと思っています。でも、裏を返せば「夜はミルク」というのは、夜まで母乳を上げるのは疲れるからと、あなたの体を気遣っていっていることが多いのです。
お互いに譲り合うことが重要です
トラブルを避けるためには、お互いの言い分をぶつけ合ったり、理解しようと努力したりすることが重要になってきます。でも、育児でいっぱいいっぱいになっているあなたに理解するのは無理かもしれません。実母やしゅうとめがいっていたことを振り返れることができるのは、あなた自身が落ち着いてからになるでしょう。では、できることからはじめてみませんか。
過干渉に対する過ごし方を身につけましょう
イライラする気持ちも分かりますが、そんなことでは体も心も休まりません。では、どうすればいいのでしょう。言葉というのは、使い方ひとつで大きな違いを生みます。「ありがとう。今はこのやり方でやってみるね。うまくいかないようならお母さんのアドバイスでやってみるね。」この言葉をいうだけで、事態は大きく変わってきます。
ママが得た知識を実母やしゅうとめに理解してもらうことも必要
逆に、あなたが知り得ている最近の育児方法を相手に理解してもらうことも必要です。一緒にパソコンやスマートフォンを見ながら、「今は、こうすることが多いんだよ~」と実母やしゅうとめに教えてあげるのもひとつの方法です。インターネット上に挙がっている今の育児事情は、現役ママさんたちの生の声です。それを教えてあげることによって「そうなのね」と古い考えを持った実母やしゅうとめも納得するかもしれません。
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