ラマーズ法より効果あり?ソフロロジーでリラックスして出産しよう

ヨガをする女性
ソフロロジーの認知度は、まだそれほど高くありません。かく言う筆者も三つの産科に通い3回のお産を経験しましたが、いずれも「ヒッヒッフー」のラマーズ法。ソフロロジーを知ったのはつい最近で、なぜ、お産のときにこういう方法があることを誰も教えてくれなかったのかと恨めしくさえ思います。赤ちゃんにもママにもメリットだらけのソフロロジー。これから出産予定の方はぜひお試しください。

ソフロロジーの特徴とその歴史とは

産婦人科で話している妊婦
そもそもソフロロジーとはどのような特徴を持つ分娩(ぶんべん)法なのでしょうか?また、それはどこの国が発祥で、どのように広がったのでしょうか。ソフロロジーの特徴とその歴史、そして日本にもたらされた経緯をまとめました。

ソフロロジー分娩法最大の特徴はリラックス

ソフロロジーとは精神の安定と調和を得るための学問のことで、それを出産に取り入れたのがソフロロジー式分娩法。具体的には、独自の分娩呼吸法やおなかの中の赤ちゃんや出産、赤ちゃんとの対面などのイメージトレーニング繰り返し行い、リラックスした状態で分娩を迎えます。ラマーズ法のように息を止めていきむこともしないので、母体にも赤ちゃんにも負担の少ない分娩法と言えます。

ソフロロジーの発祥とヨーロッパでの発展

1972年、パリのジャンヌ・クレフ博士によって初めてソフロロジーが産科に取り入れられました。ソフロロジー分娩法の誕生です。「ラマーズ法を超える分娩方法」としてヨーロッパに広がったソフロロジー式分娩法ですが、無痛分娩文化のあるヨーロッパでは、陣痛がある程度強まるところまで行い、出産自体は麻酔を使った無痛分娩で行いわれるのが一般的でした。

日本で大きく進化したソフロロジー 

1987年、松永博士によって日本にもたらされたソフロロジーは、その後、麻酔を一切使わずに分娩に臨んでも、十分に陣痛の痛みを緩和できるレベルまで発展しました。そして、松永博士は日本ソフロロジー法研究会を設立し、ソフロロジーの普及が行いわれています。また、アメリカやヨーロッパなどの海外でも松永博士のソフロロジー法の評価は高く、実際取り入れている産婦人科もあります。

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ソフロロジーのトレーニングとメリット

音楽を聴いている妊婦
ソフロロジーでは具体的にどのようにしてイメージトレーニング行い、実際の分娩時には他の出産法と違うどのようなメリットがあるのでしょうか。そして、ソフロロジーを学ぶことが産後に及ぼす影響とはどのようなものなのでしょうか。

ソフロロジーのトレーニングとはどんなもの?

ソフロロジーのトレーニングでは音楽をかけながら「イメージトレーニング」「エクササイズ」「呼吸法」を行いいます。イメージトレーニングでは、胎児がすくすく育つ様子や、赤ちゃんの誕生、そして楽しい育児などプラスのイメージを膨らませ、エクササイズはヨガを取り入れた動きでリラックス効果を高め、吸うよりも吐くことに集中した腹式呼吸を行います。この方法を繰り返し行うことにより、不必要に恐れたり緊張したりせず出産に向き合うことができます。

出産時の痛み・苦痛を緩和し分娩を楽にする

ソフロロジー分娩では「陣痛」を、「赤ちゃんを迎えるためのエネルギー」と捉えます。妊娠中からのイメージトレーニングやエクササイズ、呼吸法を実践することにより、出産時の緊張は緩和され、不要な力が入らないためスムーズに出産できます。また分娩時の姿勢は基本的にあぐらの状態で、いきみやすく、赤ちゃんも産道を通りやすくなるメリットがあります。

ソフロロジー分娩法による出産の特徴

出産に対する不安が体を緊張させると、それによりさらに痛みが強くなるという悪循環が起こります。ソフロロジーで不安のない状態を維持できれば、会陰も伸びやすくなるため、会陰裂傷を防ぐ効果も認められています。また、独自の呼吸法により赤ちゃんに十分酸素がいくので、生まれてきた赤ちゃんはきれいなピンク色をしていることも特徴です。出産全体がスムーズであれば、体力の消耗も少なく、出産後の回復を早めることができます。そのため通常分娩より早めに育児へ移行することができます。

出産後の回復を早め、育児への移行を助ける

出産時に不要な力が入らないことで、妊婦さんの筋肉は柔らかくなり、会陰が開きやすくなります。赤ちゃんもゆっくりと産道を通るため、会陰が裂けたり会陰切開をしたりする必要性が少なくなります。出産全体がスムーズであれば、体力の消耗も少なく、出産後の回復を早めることができます。そのため通常分娩より早めに育児へ移行することができます。

産後うつ予防にも効果的なソフロロジー

体の緊張は出産時の体力消耗の大きな原因となります。つまり、リラックスして出産できれば、体力の消耗を押さえ産後の回復も早くなるということです。そして、産後うつの原因の一つは、出産の疲れが抜けないうちに育児疲れが重なることと言われています。つまり産後の体調が早く回復すれば気分の落ち込みを防ぐ効果も期待できるということになります。また、イメージトレーニングの効果で、赤ちゃんがとてもかわいく、育児も楽しく感じられるのがソフロロジー最大の長所です。これらの理由から、ソフロロジー分娩を経験したママは、マタニティブルーになりにくいと言われています。

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